夏になると無性に食べたくなるのが、ざる蕎麦や冷やしうどん、そして冷やし中華などの冷たい麺類だろう。お弁当としてコンビニやスーパーでも気軽に買えるようになったが、最近では母親が手作りしたものを子どものお弁当として持たせているようだ。子育て中の女性芸能人のブログにも写真付きで、お手製の“冷やし中華弁当”が紹介されている。
こちらで紹介するのは小学生の男の子を持ち、料理上手なのがブログで公開される家庭料理からも伝わってくる芸能人ママのお2人である。
最初はシンガーソングライターの岸谷香(旧姓:奥居)の6月18日の『岸谷香オフィシャルブログ』に載せられている、冷やし中華弁当。麺らしきものが底に入れられた浅めの丼には、それぞれ食品用ラップフィルムに包まれた、輪切りのきゅうりと細切り玉子焼きなど4種類の具。それにプチトマトとトウモロコシもある。冷やし中華用のタレは、出前についてくるような蕎麦のつゆ入れに使われている容器だ。これを丼ごと持って行かせるのだろうか。
一方タレントで、元おニャン子クラブの渡辺美奈代の6月30日のブログ『Minayo Land』では、次男の冷やし中華弁当の写真を掲載している。こちらはご飯とおかずの入ったお弁当と、別の容器で一緒に持たせたものだ。冷やし中華のタレは小さめの水筒に入れているという。
さて両者のブログのコメント欄には「美味しそう」という声が圧倒的だが、中には「斬新」、「奇抜」などといった戸惑いの声も寄せられている。このように感じる人は自分が子どもの頃や、母親になった今でも家庭のお弁当に冷たい麺類ということが無かったのだろう。冷やし中華弁当で心配されるのは、麺にのせる具材の傷みである。真夏の手作り弁当は冷たい麺類に限らず、食中毒予防に十分心掛けなければならない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)