エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】オリラジ・中田が目指す、新たな“ウザイ愛妻家”キャラに黄信号。

7月15日にタレントの福田萌(28)が、産休に入ることをブログで報告した。ネットニュースなどでも取り上げられたが、“セレブ気取り”などと誹謗中傷のコメントが殺到したという。この事実を知ったネットユーザーからは、「産休だけでなぜ叩かれる?」、「気の毒だな」と同情の声があがっている。

7月15日深夜放送の『グリグリくりぃむ』(テレビ朝日系)では“ちょうどいいおのろけトーク選手権”と題して4人の男性お笑い芸人が登場、30人の独身女性を前に「度が過ぎない、好感度の高い」妻の自慢話を披露することになった。今回は話を聞いた独身女性たちから、“奥さんが羨ましい”と思わせるような内容にしなければならないのだが…。

そのメンバーの中にいた福田萌の夫・オリエンタルラジオの中田敦彦(30)の狙いは、自分を“ウザイ愛妻家”に仕立て上げることだったようだ。

話の冒頭から「僕、嫁が大好きなんです」と、真顔で宣言する中田。そしてスケッチブックに「V、H、S」と書いたものを見せ、妻の魅力を説明する。“V”はビジュアルが「かわいい」こと、“H”はハートが男前的な「カッコよさ」があること、“S”がスキルで福田の高学歴のことかと思いきや、実は「料理が上手なこと」をアピールしていた。

「ご飯を食べている嫁の顔が可愛い」、「結婚記者会見を前に緊張している自分を、『落ち着きなさい!』と戒めてくれた」、「手料理は筑前煮が美味しい」と、よどみなく妻を褒めまくる中田に対して独身女性たちは苦笑いを浮かべる。

中田の話を聞いていたサンドウィッチマンの伊達みきお(38)も、「ネタだろ」と呆れている。中田以外の3人は実際のエピソードを、芸人らしく話術を武器に面白おかしく披露していたからだ。案の定、独身女性たちからは「全然心に響かない」、「ガツガツしていて疲れた」と中田のおのろけトークの評価は4人中最下位であった。だがこの反応こそが、中田が狙っていたものだったのだ。

新たに“ウザイ愛妻家”キャラを模索している中田にとって、今回のような愛妻に対する非難は予想外だったことだろう。このままでは彼が妻を褒めれば褒めるほど、彼女への風当たりが強くなりそうな気配である。

ネット上では「相方も叩かれ、奥さんも叩かれて中田も大変だな」と、彼を気の毒がる声も見られる。これから出産を控える妻を守りたいであろう彼の心情を考えると、お笑い芸人としてどう私生活をネタにするのか。福田は出産後どんなイメージで、ママタレントとしての活動をするのか。今回の騒ぎで、中田夫妻は難しい選択を迫られそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)