AKB48の新曲「恋するフォーチュンクッキー」でセンターを務める指原莉乃が、『笑っていいとも!』月曜日のレギュラー仲間、田中裕二(爆笑問題)から気合いを入れられた。彼女はAKB選抜総選挙で1位となりセンターの座を手にしたのだが、「どうせ今回だけ」と弱気な発言をしたところ、田中から諌められてしまったのである。
AKB48の32枚目シングル「恋するフォーチュンクッキー」は、すでにMV撮影を終えている。6月22日に福岡でエキストラ3000人超と共に撮影を行っており、この時点で指原莉乃はすでにセンターを経験しているのだ。
それから2日が経った6月24日の『いいとも』放送後にレギュラー陣のトークした内容が、30日の『笑っていいとも!増刊号』で紹介された。
SMAPの香取慎吾が以前に海外のクラブで草なぎ剛と踊ったところ、2人の凄さに気づいた客が周囲を空けて取り囲む形になり映画のように盛り上がったというエピソードを明かした。レギュラー陣もSMAPのスター性に感心したが、香取はさらに「木村くんはバスケで、終了間際にスリーポイントシュートを決めたりする」と木村拓哉の並外れたスター性を語ったのだ。
それを受けて、田中裕二が「指原もAKBのセンターになったんだから、そういうスターにならないといけないんじゃないの」と話題を向けたのである。ところが指原莉乃は「でも1曲だけなんですよ、センターは。次の(32枚目)シングルの立ち位置を決めるだけなんです。33枚目になると多分また後ろの方なので…」と話すではないか。
彼女の話が終わらないうちから、「そんな心がまえじゃダメですよ!」と田中は声を荒らげたのだ。指原もそこまで強く言われるとは思っていなかったのだろう、「えーっ!」と困り果てた顔をしていた。
6月29日にTBSで放送された『音楽の日』で、AKB48がその「恋するフォーチュンクッキー」を初披露したが、センターに立った指原はどこか緊張しながらも無事にパフォーマンスを終えたのである。終了後には「緊張したー!」と感想を話したが、『いいとも』で田中から指摘されたことが良いプレッシャーになったのではないか。
指原は『いいとも』で「ディスコに行ったことが無い」と明かしており、「ディスコで踊れない人はどうやって踊るんですか?」と尋ねていた。「恋するフォーチュンクッキー」の踊りは昭和に流行ったディスコダンスに近いのだ。指原にとっては馴染みの無いタイプのダンスだけに「どうやって踊るんですか?」と質問したのだろう。彼女なりに良いパフォーマンスをしようと努力はしているらしい。
7月5日には『ミュージックステーションSP 夏のスーパーライブ』にAKB48が出演する。タモリがちょうど『Mステ』をドタキャンしたt.A.T.u.(タトゥー)の話をしていたこともあり、千原ジュニアが「さしこ、期待しているよ!」とむちゃぶりすると、「えー! 私がそのままいなくなるんですか?」と指原も困っていた。ドタキャンはないにしても、得意のトークではセンターの役割を果たしてくれるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)