エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】篠田麻里子が卒業曲で“コマネチ”。AKB48が『音楽の日』で指原センターの新曲を初披露。

6月29日から放送されたTBSの大型歌番組『音楽の日』で、AKB48が新曲「恋するフォーチュンクッキー」を初披露した。先日の選抜総選挙で1位となりセンターとなった指原莉乃はさすがに緊張したようだが、「踊りやすい曲なのでみんなで踊って欲しい」と紹介されたように、メンバーも伸び伸びとパフォーマンスしていたようだ。同曲が卒業ソングとなる篠田麻里子も、大島優子とアドリブを盛り込んで楽しんでいた。

『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』の選抜メンバーが29日の夜9時50分頃から『音楽の日』に登場して新曲「恋するフォーチュンクッキー」とヒット曲の「フライングゲット」、「ギンガムチェック」を披露した。

「恋するフォーチュンクッキー」は昭和のディスコソングを思わせるノリの良い楽曲で、振付けもシンプルで馴染みやすい。センターに立った指原莉乃は時おり緊張した表情を見せたものの、他のメンバーはディスコでダンスを楽しむかのように映った。

中でも、篠田麻里子と大島優子は1コーラス目の「人生捨てたもんじゃないよね」あたりで、ビートたけしのギャグでおなじみの“コマネチ”を振付けに入れて笑いを誘ったのだ。歌い終えて、司会の中居正広から「コマネチしてたよね? あれは振付けなの?」と訊かれると、篠田は「見せ場がなかったので、(大島と)2人で打ち合わせてやりました」とアドリブだったことを明かした。

一方で、初センターを終えた指原は苦しそうにお腹を押さえながら「緊張しました!」と本音を漏らすと、大島から「前に誰も人がいない立場は分かります。でも大丈夫だったよ」と声をかけられてホッとしていた。他の選抜メンバーの個性が強いだけにセンターの色が霞んでしまった感もあったが、次からは指原も堂々とアピールしてくれることだろう。

また、この日はSKE48の松井玲奈が仕事で海外に行っており欠席した。16歳の松井珠理奈も午後10時を超えるために出演していない。アンダー(代役)を務めたAKB48の川栄李奈と武藤十夢にとっては、思いもかけず『音楽の日』の大舞台で新曲を初披露することになったのだ。

武藤十夢 Google+』では、出演後に「今日は音楽の日に出演しました! 恋するフォーチュンクッキーは今日が初公開だって! 緊張した~」と心境が綴られている。翌朝、『川栄李奈 Google+』でも武藤とのツーショットを公開して、「おはヨーチュンクッキー…フォーチュンクッキー!」と喜びを表した。

29日の午後2時から翌朝の5時まで、13時間超にわたり放送された『音楽の日』には、HKT48、NMB48、SKE48(収録)そしてAKB48に加えて板野友美、柏木由紀、高橋みなみ、渡辺麻友がソロで出演した。観覧客も彼女たちが登場すると元気に手拍子しており、AKBグループが幅広い層に人気があることを改めて実感させられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)