エンタがビタミン

writer : eri

【エンタがビタミン♪】浅野温子、ドラえもん声優オーディションの最終選考に残っていた。

1980年代後半に放送された『あぶない刑事』で注目を浴び、1988年に放送された『抱きしめたい!』では浅野ゆう子と共に「W浅野」と呼ばれ、トレンディ―ドラマには欠かせない存在となった浅野温子。現在でも存在感のある演技でシリアスからコメディーまで様々な役柄をこなす大女優である。そんな浅野がハマっているという意外なものを告白。その番組の声優オーディションまで受けていたことを自らの口で語った。

12日、『はなまるマーケット』(TBS系)の「はなまるカフェ」に登場した女優の浅野温子。ドラえもんが好きで、ドラえもんグッズにハマっていると告白した。ドラえもんの丸いフォルムに癒されるという浅野。仕事でアニメを観ることが出来ない時には、ビデオで録画。映画ももちろんすべて録画済み。そんな大切なビデオを最近誰かに捨てられ、とてもショックだったと語った。

そして、もはや見ているだけでは満足できなくなったのか。なんと自ら“ドラえもんの声”を演じたいと強く願ったことがあったという。ドラえもんの声優は2005年に長年担当していた大山のぶ代から水田わさびにバトンタッチされた。その時のオーディションにエントリーしたのだ。大山のぶ代の話し方に似せて臨んだという浅野。最終選考まで残ったが結果はご存じのとおり。「最終まで残ったって言ったって、落っこったんだから」と少々不満そうに当時を振り返った。今は水田の声に「いいかな」と思いつつ、バトンタッチした当初は、大山のぶ代とは全く違う水田の声に「あれ~!?」とも感じたという。

浅野温子とドラえもん。なんとも意外な組み合わせのように感じるが、浅野のブログにはドラえもんグッズがたびたび登場する。彼女のドラえもん好きはファンの間では周知の事実のようだ。さらに、トレンディドラマ世代には女優・浅野温子のイメージがいまだ根強いが、近年では『浅野温子よみ語り』として古事記など日本の古典を現代語で脚色した物語の読み語り公演を行っている。浅野温子がドラえもんの声優を目指したのはけして不思議なことではない。むしろ、一度でいいから浅野演じるドラえもんの声を聞いてみたいと思うのである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)