発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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旅行先の台湾で行方が分からなくなっていた日本人観光客の男性が5日、無事に発見された。男性は疲労と脱水症状が見られ、病院で治療を受けたが、命に別状はないという。
「中国時報」によると、行方不明になっていたのは、鈴木節兵衛さん(78)。3泊4日のツアーに参加していた鈴木さんは、2日正午、ガイドとともに訪れた新北市瑞芳区の黄金博物館園区で行方が分からなくなり、同日夜、通報を受けた警察と消防が連日約200人体制で捜索活動を続けていた。
5日午後、黄金博物館から約10キロ離れた海岸道路を歩いている鈴木さんを、付近の遺跡警備員が発見した。鈴木さんは、通報を受けて駆けつけた警察官の胸に倒れ込み、片言の中国語で「疲れた、助けて」と話したという。また、駆けつけたガイドから日本語で「大丈夫」と声をかけられ、ようやく緊張の糸が解けたようだった。
鈴木さんは、行方不明になっていた3日間について「ほとんど覚えていない」としながらも「ススキの背が高過ぎて荒野を抜け出すことができなかった」「疲れたら木の下や空き家で休んでいた」と語り、草露で喉を潤しながら、朦朧とする意識の中で街灯を目指して進んだそうだ。
今回の事件では、鈴木さんの行方が分からなくなってからのガイドの対応や警察への通報の遅さが問題視されている。これについてガイドが所属する旅行社は、「鈴木さんの回復を待ってから調査を行う」とコメントしている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)