最近は男子プロテニス選手と交際するようになり、昨年の婚約解消で傷ついた心を癒やしているマリア・シャラポワ。セリーナ・ウィリアムズがそんなシャラポワについて、このほど雑誌インタビューでちょっとした嫌味な言葉を放っていたが、これに対するシャラポワの反撃は予想外にショッキングなものであった。
プロテニス界の女王2人が、コートを離れ、メディアをはさみながらまさかの場外乱闘か。セリーナ・ウィリアムズ(31)がこのほど雑誌インタビューで放ったある発言がきっかけとなり、マリア・シャラポワ(26)と大変険悪な状況に陥っている。
ウィリアムズは最近『Rolling Stone』誌とのインタビューで自分のプライベートライフについて少しばかり語った中で、恐らくはライバルのシャラポワのことであろうが、「彼女は今後クールなパーティに招待されなくなっちゃうわよ。腹黒い男と一緒に過ごす方がいいって言うなら、まぁそれでもかまわないんだけれど」と鼻で笑ったのだ。
実はシャラポワ、2010年10月に元NBA選手(現在はトルコのチームでプレー)のサーシャ・ブヤチッチとの婚約を公表したものの、昨年8月31日に関係の解消を明らかに。「多忙な選手生活におけるスレ違いはどうしようもないものがあった」と話していた。そして現在は、ブルガリア出身のプロテニス選手グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov=22)と交際中である。
しかし、かつてディミトロフは“セリーナ・ウィリアムズの若いツバメ”と呼ばれたことがあり、テニスの実力はまだまだだが、キュートな甘えん坊風のルックスで次々とトップの女子選手に近づいているという印象も。そんな彼に「気をつけろ」とウィリアムズは言いたげだ。そして22日、シャラポワはウィンブルドン大会前の記者会見の場を利用してウィリアムズへの反撃に出た。
「セリーナはもっと自分の個人的なことだけを話すべきよ。既婚者のコーチと極秘でつきあっていました。その人は今、離婚協議中です。子供もいますってね。」
怒りが収まらない様子でこうまくしたてたシャラポワ。ウィリアムズの「デートする相手は慎重に選ばないとタイヘンよ」が嫌味発言だとしたら、こちらはもう爆弾発言のレベルである。ウィリアムズもこれには黙っていないであろう。彼女のコメントに注目が集まっている。
ちなみに最近の2人は全仏オープンの決勝戦で戦ったばかり。結果はウィリアムズが6-4、6-4で勝利をおさめて11年ぶり二度目のチャンピオンに輝いた。彼女は昨年のロンドン五輪からイスタンブール、マイアミ、マドリードといった大会ですべて決勝戦でシャラポワを下しており、実はシャラポワも心の中でウィリアムズにただならぬ敵意を感じていたということか…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)