男にとってはダイナマイト級の魅力があるといわれる、キム・カーダシアンという女性。しかしリアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』でも分かるように、常に実家のファミリーとツルんでしまう彼女が我が妻という生活は、男にすればそれなりにシンドイものもあったはず。彼女と離婚したクリス・ハンフリーズは今、「別れて正解だった」と痛感している様子だ。

ご存じキム・カーダシアン（32）と2011年8月に結婚し、しかしわずか72日にして離婚を申請され、指輪も返してもらえず恥だけかいたNBA選手のクリス・ハンフリーズ（28）。一方のキムは離婚が成立した安心感の中、間もなくカニエ・ウェストの子を産み、彼と新しくファミリーを築こうとしている。悔しすぎる展開ではあるが、今のクリスは「心からスッキリした」と感じている様子だ。

クリスは「あの結婚はまるで詐欺。リアリティ番組と絡んだヤラセ」と主張し、キムに高額の慰謝料を求めたいとする動きもあったため、離婚は裁判にまで発展かとも言われた。だがクリスはNBAのシーズン中はプレーを最優先にしなければならず、キムはこれに救われる形で一応の「勝利」を収め、裁判に至る前の調停をもって4月に穏やかな幕引きを迎えた。結婚期間が72日間で離婚成立に要した期間が536日という、ちぐはぐな事態に人々はおおいに苦笑したものである。

そんなクリスの姿が、ニューヨークで10日に行われた新スーパーマン作品『マン・オブ・スティール（原題：Man of Steel）』ワールドプレミアの会場で確認された。米芸能誌『Us』の取材を受けると、彼は自分の近況についてこう答えている。

「今、ガールフレンドはいないけれどすごくハッピーなんだ。自分のことに集中できるようになったし、毎日が楽しいからね。以前みたいに心の底からワハハハって笑えるようになったし、人生は常に勉強ってことかな。とにかくスッキリ、せいせいしたよ。」

すでにクリスのことなど忘れているに違いないキムだが、彼女はクリスから贈られた200万ドルともいわれる20.5カラットのダイヤの指輪をちゃんと返したのであろうか。まだであれば早く返した方が良い。そういったタイプの恨みは時が経つほどジットリと根深くなっていくものである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）