2011年8月にNBA選手クリス・ハンフリーズ（28）と結婚するも、わずか72日後に離婚を申請して世間を仰天させたキム・カーダシアン（32）。だがその後、クリスは「あの結婚は詐欺にあったようなもの」、「結婚したことを取り消してほしい」と主張し離婚を拒否してきた。そんな中、離婚裁判の日も決定。その行方に注目が集まる中、裁判に先立ち行われた調停でついに離婚が成立、「キムの勝利」という形で幕が下りた。

あれほど「結婚を無効に！」と主張していたクリス・ハンフリーズが、ついにキム・カーダシアンとの離婚に応じた。

離婚調停がうまく行かなければ「離婚裁判スタートへ」という予定になっていたものの、やはり「キム側に詐欺行為があった」とするクリスの主張を裏付ける証拠は揃わなかったもよう。クリスは婚姻無効の主張を取り下げ、ついに離婚に応じることとなった。

ちなみに「キムに7ミリオン・ドルを要求か」と報じられていたクリスだが、芸能サイト『TMZ』によるとキムからは一切支払われないとのこと。弁護士費用も別々に負担する方針のようだ。

離婚成立までに要したのは、まさに536日。クリス、キムともにストレスフルな日々を過ごしてきたとみられているが、2人はようやく他人になり先に進むことになった。クリスの代理人は「クリスとその家族はようやく前に向けて進めることを喜んでいます。この過程にみなさんから応援していただいたことに感謝しています」と『TMZ』にコメントしている。

離婚裁判に持ち込むことなく、ぎりぎりの時点で離婚に至った2人。「カニエ・ウェストとの赤ちゃんを、クリスの妻という立場のままで出産することになるのでは？」とも伝えられていたキムだが、その最悪のシナリオも回避できて一安心という心境か。一方長いバトルに幕を下ろしたクリスは、NBAプレーオフに向けてバスケットボールを最優先にして過ごすとのことだ。こちらも心機一転、バスケに専念しNBAファンを喜ばせてほしい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）