イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】米国版“キラキラネーム”? 俳優チャニング・テイタム、長女に「Everly」と命名。

2006年に公開されたダンス映画の大ヒット作品『ステップ・アップ』の共演がきっかけで熱愛、2009年に結婚したチャニング・テイタム(33)とジェナ・ディーワン(32)。ラブラブな夫妻にこのほど第1子が誕生したが、その命名に全米の人々が「へぇ~っ!」と目を丸くしている。

英ロンドンで5月30日、チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワンというハリウッドのビューティフルな夫妻に待望の第1子が誕生した。その赤ちゃんは女の子で、付けられた名前は“Everly(エヴァリー)”ちゃん。これが非常に珍しいため、早くも全米のママたちの間で話題になっている。

アメリカにおいて“エヴァリー”と言えば、カントリー界の「エヴァリー・ブラザース(The Everly Brothers)」という兄弟ユニットくらいなもの。大人気ではあったが彼らは1950年代後半から10年ほど活躍したミュージシャンであり、チャニングとジェナとは完全に世代が違う。おまけにエヴァリーは兄弟の苗字であり、彼らを参考にしたとはやはり考えにくい。

漢字とひらがなの組み合わせによる、凝りにこったキラキラネームで人々に「おお~っ!」と言わせられる日本と異なり、欧米では聖書に由来した名がやはり根強い。異彩を放つために珍しい星や花の名前を見つけてくるという人もいるが、女優ジャニュアリー・ジョーンズが1月生まれであるように、6月に生まれたからジューン、4月に生まれたからエイプリル、夏に生まれたからサマー…という命名もいまだに見受けられる。

またその単語自体は珍しくないというのに、「人の名にすることには抵抗がある」というケースも。ベン・アフレックとジェニファー・ガーナー夫妻が長女を“ヴァイオレット”ちゃんと命名し、クリス・マーティンとグウィネス・パルトロウ夫妻が長女を“アップル”ちゃんと命名した際、気の毒なことに当初は「ヘンねぇ」と笑われてしまった。動物、魚、色、野菜、果物などの名が人気を得ることはなかなか難しいようだ。

ちなみに歌手のアシュリー・シンプソンは長男に“ブロンクス・モウグリー”と命名した。このモウグリーは『ジャングルブック』に出てくる男の子の名で、こうした好きなキャラクターの名をもらうスタイルは楽しいと賛同を得ている。

話はチャニングとジェナに戻るが、夫妻は恐らく“Ever”という言葉が好きなのであろう。未来への可能性を秘め、力強さや確固たる信念も感じる。しかもそれに“ly”が付くと、響きはやけに乙女チックである。批判好きの人は色々と言うのであろうが、ハリウッドセレブの持つ影響力は絶大である。この“Everly”は20年後の一大人気ネームとなっているのかも…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)