はるな愛(40)は朝の情報番組から深夜の大人の番組まで対応できる、異色のオネエ系タレントである。また複数の飲食店を経営するなど、実業家として顔も併せ持つ。タレントとしてメディアへの露出を増やすことは、飲食店の売り上げ増に役立っているのだ。だからこそはるな愛はテレビの視聴者から好感を得るため、日々イメージ戦略を練っているらしい。
6月25日放送の『有田とヤラシイ人々』(TBS系)1時間SPに出演したはるな愛は、放送される時間帯を考えて衣装を考えていると話す。例えば朝の情報番組ではOLが好みそうな爽やかな服装を選び、ゴールデンタイムの番組では家族で楽しんでもらえるファッション。松浦亜弥のモノマネで着ているような、ピンクでフリフリのアイドル衣装だ。そして22時過ぎ頃の番組からは、セクシーなお姉さん風ドレス。ただオネエ系タレントが多数出演する番組では、あえて控えめなものを選ぶという。他のオネエ系タレントは派手な衣装を選んでくることが多いので、逆にはるな愛が目立つそうだ。
オネエ系タレント乱立時代の今、“はるな愛”というタレントの価値はどこにあるのかを考え、戦略を立て美貌を保つ努力は怠らない。タレントとして活躍することは、自身が経営するお好み焼き屋や鉄板焼き店のためでもあるからだ。
近年はデパートなどの催事販売に、その“お好み焼き”などを出しているという。芸能人の店舗は集客力があるので、催事の目玉にもなるらしい。そのため出店にかかる費用も安くしてくれるといい、短時間でもタレントが顔を出せばお客はさらに増えるそうだ。はるな愛は「店舗を構えるより、ずっと儲かるんですよ」と本当にうれしそうだ。
販路を持たないデパートや大型スーパーの催事に出店できるのも、人気タレントであるからこそ。最初は物珍しさで買ってもらっても、実際に食べて「美味しい」と言ってもらうことが大事なのだ。数ある芸能人が経営する飲食店の中でも、庶民的な“お好み焼き”は競争が激しいであろう。はるな愛もお好み焼きも、長く愛される存在になってもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)