エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】「ノミネートでいい」。文壇に無視され続ける爆笑問題・太田が不満タラタラ!

読書家で知られ自身も数多くの著書があり、近年では初の小説『マボロシの鳥』を出版。作家デビューも果たしている爆笑問題・太田光が、文壇に不満を爆発させた。

2010年に作家デビューを果たし、その後も小説家としての評価も高い爆笑問題・太田光が、4日深夜放送の『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で今の文壇に不満をぶつけた。

太田にとって初の小説『マボロシの鳥』は、発行部数15万部を超えるヒット作となった。また2012年に小説『文明の子』を出版した際にも、自身の知名度の高さもあり話題になっていた。

だが、執筆した2作は文学賞を受賞した経験がなく、ましてやノミネートすらされたことがない。太田は数多く存在する文学賞の選考委員へ向けて、「ノミネートしてくれればテレビ番組で賞の宣伝をするのに」と本音を漏らす。『文明の子』を出版した際にも、同番組内で「賞をとれなかったら日本の文壇はクソだ」と語っていたこともあり、賞へのこだわりが強いようだ。

過去には、劇団ひとりの小説『陰日向に咲く』が本屋大賞(2007年)にノミネートされたり、水嶋ヒロが小説『KAGEROU』でポプラ社小説大賞(2010年)を受賞している。しかし多くの芸能人が書籍を執筆している昨今、数ある文学賞への受賞・ノミネートは少ないようにも思える。太田も知名度をアピールするのではなく、逆に水嶋ヒロ同様、名前を伏せて応募してみたほうがいいのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)