15歳でモデルデビュー後、映画『アルマゲドン』『ロード・オブ・ザ・リング』などの大作に出演して有名女優の仲間入りとなったリヴ・タイラー。「エアロスミス」のスティーヴン・タイラーを父に持つ彼女は、知る人ぞ知る美容マニアである。最新インタビューでは独自の美容法やビューティーマインドを明かしているのでお伝えしたい。

現在8歳の男の子のママでもある女優リヴ・タイラー（35）。自然体でピュアな美しさは相も変わらず。それもそのはず、実は「夢は美容の本を出版し、スキンケアラインを出すこと」と語るほどの美容通なのである。そんな彼女が米美容サイト『Into The Gloss』で美しさの秘密をたっぷり語ったので抜粋してお伝えしたい。

■美容に目覚めたきっかけ
「メイクアップとスキンケアは祖母と母から学んだの。エレガントで細部にこだわるという祖母は、私が6歳の頃から“保湿は大事”と言ってお風呂から出たら必ず保湿クリームを塗ってくれたわ。それに“寝る前は顔を洗うこと”も必須だった。母はパンクバンドに入ったりモデルをしていて、私は13歳の頃からそんな母のバッグからメイク道具を取り出してメイクをしていた。だからスキンケアとメイクをしていない時期なんて思い出せないわ！」

■昔からずっと美容マニア
「ティーンの時から、フェイスマスクや保湿クリームを集めていたの。友達が家に遊びにくる時は、彼女たちの肌にどんなスキンケアが合うかアドバイスもするわ。それは今もしているけど。」

■美髪をキープする秘訣
「髪のキューティクルを閉じ込めるために、シャワーの時は出る前の数分間は水を浴びるようにしているの。友達のヘアスタイリストに教えてもらったんだけど、本当に髪が輝いて美しくなるし、身体も細くなる感じがする（笑）。メンテナンスとして、シャンプーとコンディショナーは2日に1回。コンディショナーは銀貨5枚分くらいのたっぷりの量を使うことがポイントね。」

■レッドカーペットなどイベント前の特別ケア
「イベントの数時間前はとにかくたくさんのソルトとオイルを入れた温かいお風呂に入るわ。もっと言うと、イベント前の1週間のうちに箱入りのエプソムソルトと過酸化水素ボトルかパックの重曹を入れたお風呂に何度か浸るの。それぞれ全て使い切るほどたくさん入れて、汗や毒素の全てを出すのよ。あと、フェイスマスクもするわ。」

■美しさを作るものとは
「ほんの少しの時間でも努力すれば、女性の健康や身体、肌、髪は必ず磨かれるわ。1日5分、1週間なら30分ほどでいいんだから。もしあなたがママだったら、子どもには“ちょっと映画を見ていてね。私はお風呂に入るから”と言ってお風呂に入ってマスクをすればいいの。そうすれば気分が上がるし、それこそが美しさよ。内側の輝きは必ず外面の美しさへとつながるから。私のスキンケアは、身体の内側から磨くことから始まるの。内側がキレイだと肌も身体も美しくなる。クリームが美しさを作るわけではないわ。」

「美容好き」と公言するセレブは多いが、これだけいろいろな美容法を試した上で自分に合うケアを行っているほどのマニアは珍しい。この情熱と経験があれば美容本を出版し、スキンケアラインを出すという夢はそう遠くはないはずだ。
（TechinsightJapan編集部　ピーリング麻里子）