ママが娘の服を拝借しちゃうという話はよく聞くが、パパと娘の間で服を着回しというのはアリ? 「エアロスミス」のリーダーとして、また人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の審査員として活躍するスティーヴン・タイラー(63)は、絶対アリだそうだ。
ハードロック・ミュージシャンおよびそのオタクというと、“んなモン、メンズのコーナーには売ってないでしょ” と言いたくなるような服を着ているヤツが必ずいるものだ。「ツェッペリン」や「ディープ・パープル」系はまだいいが、「エンジェル」系がお手本だとしたらもうヒラヒラ服ばかりである。
だが皆さん、やはりレディースのコーナーをウロつくわけには行かない。いったいどのようにして、女々しい服を調達しているのであろうか。女優のリヴ・タイラー(33)はこの度、雑誌「New York」に父スティーヴン・タイラーに服を貸してあげていることを告白した。
「父のブラウス、あれ私のものなのよ! ガールズを着ているなんてホント笑えるでしょう? 彼に会うと、“あら、素敵なシャツ” なんてコトがしょっちゅう。だって私のクローゼットから持ち出しているんだから。」
皆さん、若い頃は姉ちゃんや妹の服をコッソリと借り、老いれば娘のクローゼットに忍び込んでチョイと失敬していたわけだ。何としても女々しいシャツを着るというのは、ハードロック界の偉大なる先輩たちから受け継がれた伝統のようなもの。姉妹も娘もいなければ、通信販売で取り寄せることだって出来る。その精神をどうか末永く大切に…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)