エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ともちんをいじめる特集?」『行列』でAKB48・板野友美を辛口攻撃する西川史子に賛否。

AKB48の板野友美が、テレビ番組『行列のできる法律相談所』に初出演した。ところが冒頭からゲストの西川史子が、板野の言動に何かと辛口コメントを浴びせた。その執拗なまでの辛口攻撃に、視聴者からはツイッターで「見ていて本当にむかついた」などの感想がつぶやかれている。しかし一方で「西川先生はやさしい」という解釈もあり、賛否の意見が飛び交っているのだ。

6月16日放送の『行列のできる法律相談所』では、“辛口芸能人が絶賛する人続々登場SP”をテーマにマツコ・デラックス、中尾ミエ、キム・キョンジュそして西川史子という辛口で知られる4人をゲストに迎えた。そしてもう1人、ゲストシートに座ったのが板野友美だ。

冒頭から互いに衣装のダメ出しをするなど辛口の4人がしゃべりまくると、司会の後藤輝基(フットボールアワー)も制しきれない状態だった。中尾ミエがようやく「本題に入ろうよ」と言うと、横にいる板野友美を気づかって「かわいそうに、全然仲間に入れないじゃない」と声をかけた。すると西川史子が板野友美に対して、「何か面白いこと言いなさいよ」とつっかかる。返す言葉もなく笑うだけの板野だったが、さらに西川は「黙って座ってないでさ」、「それでいいの、ギャラもらって?」と次々と辛口攻撃を浴びせた。

その後も“最近イラっとしたこと”について西川が「ブログのすっぴん公開」と答えると、「あれはウソじゃん。何を言いたいの? “私はかわいいです”って言いたいの?」と不満をぶちまけた末に「あんたも出してるんじゃないの?」と板野を指さしたのである。

中尾ミエが「CMで見た時、心から感動した」という歌手の福原美穂がスタジオに登場した。福原は生歌で「Stand By Me」と「上を向いて歩こう」を披露して、感動の拍手を浴びたのだ。彼女の歌に感激した西川は涙が止まらす、「近くで聴いたらスゴイよかったの」と泣き声でコメントした。歌の感想を聞かれて板野が「すごく心に響きました」と答えると、それでも西川は「何か言いなさいよ、もうちょっと!」と泣き声でケチをつけていた。

他にも、西川史子が絶賛する“おちゃっぴ”の超カワイイ粘土作品に、板野が「かわいい」と言えば「もっと言い方があるでしょ」とつっこみ、マツコおすすめの餃子を食べて板野が「カリカリですね」とコメントすると「それでいいのか?」とダメ出しするのだ。

エンディングでは板野友美が4thソロシングル「1%」について話すと、西川は「結局、告知に来たんだ」と最後の最後まで辛口攻撃を緩めることはなかったのである。

そんな2人のやり取りに対して視聴者の感想は大きく2つに分かれる。ツイッターでのつぶやきには「西川史子が自分のコメント力を棚に上げて板野友美にケチをつけてる意味がわからない」、「西川、何様のつもりだ。テレビを見てて本当にむかついたー!」といった西川の辛口を不快に感じたという内容が少なくない。

しかし一方では、「板野友美にやたら噛みつく西川史子がカワイイんですけど」、「西川先生がめっちゃ板野の面倒みてる。メッチャいい人」、「今日の行列おもしろい。板野&西川共演ありでしょ」といった見方もあるのだ。

AKBファンによるサイトではこの件について、「西川ってAKB48に恨みでもあんのか?」、「なんだ弱い者いじめか、ガンバレともちん」と板野を心配するコメントもあれば、彼女の薄いリアクションに対して「変に空気よんで媚売らない姿勢は、見てて気持ちいい」、「いかに回りがオーバーなのかが分かって面白い」という感想もあった。

なかには板野と西川は同じホリプロに所属しているので、板野を際立たせるために西川がいじった「台本どおりの演出」だと読む向きもある。もしそうであれば、泣きながら板野友美に辛口を浴びせた西川史子の演技力は凄いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)