やはりテレビ番組の制作者や出演する側と、視聴者側とでは認識のズレがあるのだろうか。あるテレビ番組で「今年上半期に活躍した有名人」で一般人にアンケートをとったところ、ちょっと意外な結果が出たのだ。
6月28日に放送されたお昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)。金曜日の人気コーナーは有吉弘行の進行で行われる“超限定マーケティング”だ。今回のアンケートでは20~50代の女性に、今年上半期に活躍した有名人の名前をあげてもらった。そのランキング(10位以内)に入っている人物を当てるというクイズである。
芸能人で名前があがったのは、お笑いタレントの大久保佳代子、先日発表された『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』で1位を獲得した指原莉乃(HKT48)、女優の剛力彩芽。いずれもネットニュースなどで、よく見かける名前である。しかし剛力は18位、大久保と指原は20位以内にも入っていない。10位以内に入っていた芸能人は、お笑いタレントのキンタロー。と有吉、俳優の福山雅治、女優の綾瀬はるかであった。
番組出演者らが一番驚いたのは、セクシータレントの壇蜜である。19位という結果に「え~! 嘘でしょう」、「(壇蜜が10位以内に入らないなら)逆に誰が入っているの?」と大騒ぎだ。
“有名人”という括りなので芸能人だけでなく、予備校講師の林修さんや複数のスポーツ選手が10位以内に入っていた。
「活躍する=テレビで頻繁に見かける」と判断する一般人は、それほど多くはないのだろうか。全国規模で同じ「今年上半期に活躍した有名人」というアンケートを、年代も広げ男性も対象にすると芸能人やスポーツ選手だけでなく、テレビには出演しない文化人なども上位に入ってくるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)