タレントのベッキーがツイッターで「総選挙で一番好きだったスピーチは、宮澤佐江ちゃんと山本彩ちゃん」とつぶやいたことをきっかけに、宮澤佐江とやり取りが続いた。宮澤は「ベッキーさん！　Twitter上で会話できるなんて幸せです！」と感激しており、今後のSNH48での活動に向けて大きな励みとなったようだ。

6月8日の『第5回AKB48選抜総選挙』開票イベントで、宮澤佐江は昨年11位から順位を上げて10位と発表された。彼女がその結果を受けてスピーチした内容は次のようなものだ。

「すごく変化のあった1年でした。いろんな決断をしたり、悔しくて逃げ出したいこともありました。でもそんな時に、いつも私の背中を押してくれたのは第4回の選抜総選挙の結果でした。ファンの方とファンの方の間の絆、ファンの方と私の間の絆、みなさんからのたくさんの愛が私をささえてくれて。兼任になってからなかなか前に進めなかったときも、いつもそのことが背中を押してくれました」。昨年11月からSNH48に移籍した彼女は、今年の「春の人事｣でAKB48と兼任になった。上海での活動に集中できず、動揺する彼女を支えたのはファンの力だったのだ。

そして、彼女は突然の意思表示でファンを驚かせた。「私はこれからSNH48一本でいきたいと思います。彼女たちの可能性はまだ全然見えないけど、自分もいつになったら彼女たちとステージに上がれるかわからないけど、でも私はかっこ悪い姿を見せたくないので、SNH48一本に力を入れていきたいと思います」。司会者から、いつそれを決めたのか訊ねられると「たった今です。今日SNH48のメンバーも来てくれていて、やっぱり彼女たちと一緒に頑張りたいと思いました。正直、進化はまだ見られません。だから私が進化をさせます」と言い切ったのである。

6月11日にベッキーが『ベッキー♪♯（Becky_bekiko）　ツイッター』で、その宮澤のスピーチについて触れている。「いい長さで、わかりやすくて、オトコギがあって、とにかくカッチョ良かった」とつぶやいたところ、宮澤本人から「なんじゃこりゃー、事件だぞ事件！　ベッキーさん。わあああ！」と反応があったのだ。

ベッキーが「10位おめでとうございます！　なんか、オンナもオトコも、佐江ちゃんにホレちゃう。ホレちゃってる。素敵です。またお会いできる日楽しみにしています！」と返すと、宮澤も「べべべ、ベッキーさん!!　Twitter上で会話できるなんて幸せです」とますます感激している。

宮澤がベッキーのメッセージ・フォトブック『ベッキーの心のとびら』の朗読CDを聴いていることや、音楽バラエティ番組『火曜曲！』に生放送で出演する件などについてやり取りが続いた。

やがて、ベッキーが「さっき、佐江ちゃんのスピーチまた見ました。今日は涙でました。決意が素敵！」とSNH48一本で行く宣言をした件に触れると、宮澤も「ありがとうございます、ほんとにほんとに、佐江も今泣きそうです。次こそ絶対にやってみせます!!」、「ついてきてくださるファンのみなさんを信じてやってやります！」と再び決意を示した。

「やったれやったれー」、「ファンのみなさんは佐江ちゃんらしく生きる佐江ちゃんについて行きたいだけ！　GO GO！」とベッキーもエールを送っている。

女性タレントの憧れとも言えるベッキーからスピーチや行動についてコメントしてもらい、直々にツイッターで交流できたのだ。ツイッターのアカウントが削除されるなどトラブルもあった宮澤佐江だが、やっていて良かったと実感したことだろう。

ちなみに、ベッキーは読者から「もし選抜入りしたら、どんなスピーチしますか？」と問われて、「『AKB48でもないのに…三十路寸前なのに…ベキヤマべき子に投票してくれたみなさん…どうかしてるぜ!!』って言います」と答えている。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）