イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ブラッド・ピットが衝撃告白。その2「ジェンと結婚していた頃の僕は全てにおいてチャランポラン」。

自分と結婚していた頃を振り返り、元夫に「あの頃の僕は生き方がチャランポランだった」と言われることくらい屈辱的なものはない。ジェニファー・アニストンはこの話題に恐らくショックを受けるであろう。ブラッド・ピットが最新インタビューで過去の意外なダークサイドを告白した。

このほど男性向け情報誌『エスクァイア』とのインタビューに応じた俳優のブラッド・ピット(49)。月末の発売を前にその内容が少しばかり明らかにされ、その1では長年のドラッグ依存と、それが原因かと思われる健康面の深刻な悩みを抱えていることをお伝えした。その2では、不真面目な生き方をしていたという過去への反省の弁をご紹介したい。

■かつてはとてもチャランポランな男だった
「僕は虚無感の中で大人になったような人間で、常に真実を知りたいとか、何かに強くインスパイアされたいとか、そんなことを口にするばかりで何をやっても中途半端だった。大学もたった2単位足りなくて卒業できないと分かり、レポート提出を強いられたね。」

■人生の転換期は10年前
「そんなダメ人間の僕も10年くらい前、まるで何かにひらめいたかのように“これじゃダメだ。自分を変えなくては”と気が付いたんだ。それからは人生のいろいろなチャンスを無駄にしないと自分でも強く意識するようになった。」

以上、過去への反省について語られている部分を抜粋でお伝えしてみた。

今の彼がアンジェリーナ・ジョリーや6人の子と円満な家庭生活を営んでいることは言うまでもないが、2000年から4年半続いた女優ジェニファー・アニストンとの結婚生活では、ほとんどの期間において彼はドラッグ漬けで人間性もチャランポランであったということか。“尊敬に値するハリウッドの最も美しい男”などと称される今のブラピだが、成功者にありがちな驕りや傲慢さがほとんど見られないのは、過去のそうしたダークサイドへの自嘲も働いているのであろう。

ところでブラピは昨年、米国の麻薬戦争を扱ったドキュメンタリー映画『The House I Live In(原題)』をプロデュースし、サンダンス映画祭でグランプリを獲得。米国政府が40年間も闘ってきた“War on Drugs”政策について、彼は「栽培、精製から売買まですべての人が賢くなり、それで生計を立てている人もいる以上、叩くだけでは根絶できない。ドラッグによる廃人は増えるばかりだ」と批判し、物議を醸していた。

ただし、「ドラッグをやめてもう長い」と話す近年のブラピにはやや疑問も残る。クエンティン・タランティーノ監督は2009年夏、あるラジオ番組で「映画『イングロリアス・バスターズ』の件でフレンチ・リヴィエラの豪邸にブラピを訪ねた時、大きな塊のハッシシ(加工された大麻樹脂)を切り分けて提供された」と暴露しており、本人も「超バッドガールなアンジーとの(性)生活は格別」などと漏らしているからだ。

またブラピがワインを何本も空にする大変な酒豪であることは有名。40代にして短期記憶能力がかなり低いことを今回認めたブラピについては、ドラッグばかりか大量のお酒を飲み続けてきたことも脳へのダメージになっているのではないかという意見が多い。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)