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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「間違いなく当たってる!」山下智久も食いついた謎の物体“スカイフィッシュ”とされる噂の動画。

山下智久がMCを務める番組『ジェネレーション天国』で謎の物体“スカイフィッシュ”が取り上げられた。プロ野球の試合で阿部慎之助選手が打ったボールがその“スカイフィッシュ”に当たったと噂されて、昨年の夏に話題となった。その問題の動画を見ると、山下は「きた、きた、きたーっ!」と目の色を変えたのだ。ジャニーズといえばKAT-TUNの田中聖もミステリー好きでこの“スカイフィッシュ”についてはいち早く話題にしていたほどだが、一般的には意外に知られていない。“スカイフィッシュ”とは果たしてどのようなものなのか。

お笑い界の今田耕司とアイドル界の山下智久、そしてフジテレビの山崎夕貴アナウンサーが進行するバラエティ番組『衝撃! 3世代比較TV ジェネレーション天国』のスペシャルが5月13日放送された。

前半のキッチングッズから一転、後半のテーマが「夢中になった超常ミステリー」となると俄然やる気が出たのが山下智久だ。5位には60歳中心の世代が「ネス湖の恐竜」、30代~40代が「人面魚」そして10代~20代では「スカイフィッシュ」がランキングされたのだ。

“スカイフィッシュ”では2012年8月26日に横浜スタジアムで行われたプロ野球の試合を撮影した動画が紹介された。巨人軍の阿部慎之助選手が放った打球が弧を描いてスタンドへ向かう途中で何かにぶつかったように急に軌道が変わるように見えたのだ。当時この動画を見て「スカイフィッシュに当たったのではないか?」という噂がツイッターで広がり話題となったのである。

改めてボールの部分を拡大してスロー再生するとハッキリと軌道が変わるのが分かった。「えーっ!」、「何、今のー!?」と共演者たちも騒然とする中で山下は「きた、きた、きたーっ!」「アレは間違いなく当たっていますね!」と目を輝かせて興奮したのだ。

“スカイフィッシュ”に関してVTRや山崎アナ、そして博物学者の荒俣宏氏が紹介した情報を整理すると「1995年にメキシコの洞窟で背景が暗いことから偶然に撮影されて発見された。日本でも試みたところ撮影に成功して存在が確認されている。一説では時速300kmで飛び回り、大きさは10cm~100mもあると言われる」というものだ。

さらに荒俣宏が「こいつ(スカイフィッシュ)は絶対にぶつからないのが特徴で、人が手を出して遮ろうとしてもピュッと避けて飛ぶことができる」と解説した。柳原可奈子が「じゃあ、ボールにぶつかるやつはダメなスカイフィッシュなの?」と疑問を持つと荒俣は「そう、ダメなやつ」と肯定していた。ちなみに彼は「生き物なのか、生き物じゃないかが問題だ」と話しており、正体は不明らしい。

KAT-TUNの田中聖が“スカイフィッシュ”について語ったのは2010年2月の『笑っていいとも!』だった。彼は「東京から神戸、六甲山まで“スカイフィッシュ”を求めて車を走らせた」と話してタモリの興味を引いていた。

それから3年以上が経つが、『ジェネレーション天国』のスタジオでは柴田理恵、小川菜摘、とよた真帆、藤本美貴、小倉優子など女性に「スカイフィッシュのことを初めて聞いた」という者が意外に多かったのだ。ツイッターでも「スカイフィッシュって何?」、「スカイフィッシュを初めて知った」というつぶやきもあり、まだまだ知名度は低いのだろう。

すっかりミステリーの話に熱くなった山下智久は、今田耕司から「ジャニーズで不思議な話の番組を持っているのはまだおれへんからね」と振られて、「よろしくお願いします」とテレビ関係者に頭を下げてアピールしていた。山下智久版の『都市伝説』のような番組が出きると楽しそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)