グラビアアイドルでタレントの谷桃子が、バナナマンのマネージャーを名乗る男にだまされて、現金などが入ったバッグを奪われるという被害に遭った。事件に名前を使われてしまったバナナマンの2人が、自身のラジオ番組でこの騒動について語った。

4日、タレントの谷桃子がバナナマンのマネージャーを名乗る男からバッグを盗まれるという事件が発生した。名前を使われたバナナマンは10日深夜のラジオ番組『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』（TBSラジオ）で、この事件について触れた。谷はお店で洋服を買おうと試着している間に、バナナマンのマネージャーを名乗る男に預けたバッグが持ち去られ、総額10万円相当の被害に遭ったのだ。

犯罪に名前を使われてしまったバナナマンのボケ担当・設楽統は、この容疑者について「相当な『ゴッドタン』ファンだ」と分析する。バナナマンは谷と『ゴッドタン』（テレビ東京）でしか共演したことがない。さらに同番組にレギュラー出演しているおぎやはぎや劇団ひとりは、谷との共演回数も多い。彼らのマネージャーと名乗ってしまうと面識があるかも知れないというところまで配慮していることから、「（容疑者は）上手いラインを突いている」と評した。

ちなみに相方の日村勇紀も「谷ちゃんがなぜ騙されたんだ？」と思ったそうだが、自分でも騙されただろうと今回の犯行の巧妙さを指摘した。一般社会ではあまり起こり得ない事件だが、芸能界特有の人間関係がこのような事件を生み出してしまったようだ。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）