現在公開中の映画『コドモ警察』で主役を務めている天才子役の鈴木福くんが、妹の夢ちゃんと一緒にトーク番組『徹子の部屋』に出演した。以前から芸人たちが出演しては撃沈している同番組だが、子供たちとはどのようなトークを繰り広げるのだろうか。
天才子役としてテレビドラマや映画、CM、バラエティなどに幅広く活躍している鈴木福くん(8)が妹の夢ちゃん(6)と一緒に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲスト出演した。この4月から小学1年生の夢ちゃんは、福くんと一緒にランドセルを背負いながら登場。夢ちゃんは初登場ということもあって少し緊張気味であったが、それとは対照的に、以前この番組に出演したことのある福くんは余裕の表情だった。
前回の出演時に徹子があげたキャンディの話、今年のバレンタインデーの話、生え変わった歯の話など和やかに会話をしながら番組は進行していった。だが、福くんが「ドラえもんの映画の応援団になった」と告白しながら、ドラえもんグッズをランドセルの中から取り出したときに、少し雰囲気が変わった。徹子は「あなた達、悪いけど映画の宣伝は後にしてくれない」とピシャリ。まさに今、宣伝しようとしている福くんを遮ったのだ。しかし、ドラえもんの『ひみつ道具大事典』をカメラに向かって見せる福くんを見て、「あなた本当にテレビ慣れしてるわね。ちゃんとカメラの方に向かって本を見せるなんて」と福くんの子供らしからぬ“見せ方”に感心していた。
その後、夢ちゃんが「ドラえもんの道具の中で“どこでもドア”が一番好き」と言うと、徹子も「私も“どこでもドア”が一番好き」という話題で盛り上がっていた。こういう他愛のない話で子供と話せるところは、さすがは黒柳徹子である。
番組の最後にはきちんと『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』の宣伝もなされた。最後に“ドラえもん探しゲーム”が行われ、それぞれ4個のドラえもんの人形を見つけ、それを番組からプレゼントされて喜び、子供らしい顔を見せた福くんと夢ちゃんであった。
徹子は今年の夏で80歳になる。今回ゲストの子供たちとは年の差が70以上だ。それでも子供相手に鋭い突っ込みをしたり、子供の心をしっかり掴むところは、やはり黒柳徹子ならではのものである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)