エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】福くんはマツコ・デラックスを“人間ではない”と思っていることが判明。

「子どもらしい」、「愛嬌がある」、「笑顔がかわいい」と大人気の子役、鈴木福くん(7)。福くんの魅力は話の内容や仕草に、年相応の幼さが表れていて微笑ましくて癒されるのだ。だが演技に関しては努力家で、何度NGを出してもへこたれない精神の強さが備わっているようだ。

福くんには芸能人のファンも多く、タレントのベッキーは12月10日付の『ベッキー ♪♯オフィシャルブログ』で「本当にかわいい。大好き。」とメロメロで、この日は彼にマフラーをプレゼントしたことを明かしている。すると福くんが帰る時にそのマフラーを巻いている姿を発見し、感激したベッキーは彼を思わず抱きしめたそうだ。

女装タレントのマツコ・デラックスも「福くんはイヤな“子役臭”がしないから好き。」と話す。12月19日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話 2時間10分超拡大版SP』の中で、マツコは初めて福くんと共演した時の思い出を語った。マツコの楽屋に挨拶に訪れた福くん。扉を開けて姿を現したマツコがあまりにも巨大で、ビックリしたのだろう。思わず後ずさりした福くんをお母さんが、背中を押して前に出したそうだ。

今週24日に最終回を迎えるテレビドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で、福くんはベロ役を演じている。普通の日常を描いたドラマではなく妖怪という架空の設定で、悲しい運命を背負い人間に裏切られながらも純真な心を持ち続けるのがベロ。台詞を言いながらの動作も、今まで経験したことの無いパターンが多いはずだ。そのため福くんは11回もNGを出してしまったことがあった。スタッフからの要求も厳しい。「(台詞から)どんどん、気持ちが無くなってきてるよ。」と、何度もダメ出しをされる様子がVTRで流された。それでも泣きもせずフテ腐れもせず、めげずにチャレンジし続ける姿はやはりプロの役者である。それを褒められると、「小さい時は泣いた時もあります。」と弱冠7歳の福くんが照れたように微笑んだ。

「福くんから見たら、私は“妖怪”、“人間”どっちに見える?」マツコが真面目な顔で聞いた。すると首を傾げながら「どっちも。」と答える福くん。どうやら完全な人間とは思っていないらしい。本当に妖怪だと思われているかも―とマツコがつぶやくと、「でも(割合は)人間の方が多いよ。」とニッコリ笑いながら話す福くんはやっぱり可愛かった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)