HKT48の指原莉乃が、テレビ番組でAKB48時代に初めてもらった給料の額を明かした。今では売れっ子となった彼女は、ある週刊誌で年収2000万円と予想されたほどだ。いったいその初任給はどれほどだったのか。
アイドルの収入がいくらほどか、やはり気になるものだ。指原莉乃についても様々な憶測が飛んでいるが、彼女は以前出演したバラエティ番組『業界トップニュース』で、「年収2000万円とか書かれてるけど、全然違いますよ」と否定している。一方で別の番組では「私の月収を聞いたら好きになりますよ」と意味深な発言もしているのだ。
4月21日の『笑っていいとも!増刊号』で、月曜レギュラーによるトークタイムの様子が放送された。その中で初任給の額を尋ねられた指原は「チームに入って初めて5万円もらいました」と明かし、「めっちゃ嬉しかったです! (それまでに)そういうのってないじゃないですか!」と当時の感激を語ったのである。
芸能人の初任給としてはそれが相場なのだろうか、他の共演者も特に驚いた様子でもなかった。指原が初任給で「炊飯ジャーを買いました」と嬉しそうに話すと、レギュラー陣もうなずいて聞いていたのだ。
AKB48の小嶋陽菜も3月に音楽番組『ミュージックステーション』で質問されて、「初任給は4万~5万円くらいでした」と明かしたことがある。よって、正規メンバーとなっての初任給は5万円程度と思われる。
指原が所属する太田プロダクションの先輩には芸人の土田晃之や劇団ひとりがいる。劇団ひとりが前述の『業界トップニュース』で話したところでは、それまで太田プロの芸人は給料制だったのを土田が交渉して歩合制に変えたそうだ。それにより活躍する芸人の収入は大幅に増えたが、当時の劇団ひとりは減額してしまい土田を恨んだという。
その土田が「年収2000万円と書かれて困る」と訴える指原に、「あなたは2000万円もらっても良い位置にいる。でもそれが手元に無いのは事務所が持っていくから」と裏事情を話した。
今の指原莉乃の活躍からすると歩合制ならばかなりの収入がありそうだが、そうした事情もあり年収2000万円とはいかないのだろう。いずれにしろ、金額ではなく初任給をもらった時の感動を忘れずに活動して欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)