このたびフランスの大学教授が、15年の研究結果により「女性のブラジャー着用は意味がない」という発表をした。それに歓喜したのは、自他共に認めるノーブラ派のマイリー・サイラスであった。
谷間や脇から胸が見えてしまいそうな際どいデザインのファッションを好む歌手のマイリー・サイラス(20)。しかもそんな服を着ているにもかかわらずブラを着用しないことから、「バストトップが見えてしまうのでは」と常に人々をハラハラさせ、時には批判も受けていた。しかしそんなマイリーを擁護するような研究論文が、このたび発表されたのだ。
フランシュ=コンテ大学のJean-Denis Rouillon教授は「ブラジャーの着用が女性のバストにどう影響するのか」を調べるため、18~35歳までの女性330人のバストのサイズを15年間計り続けたという。その結果、医学的、生理学的、解剖学的にもブラによるサポートがバストのサイズを大きくさせることはなく、ブラを着用してもメリットがないという結論に達した。理由はブラを着用しない女性は、外部からのサポートがないため自身のバストの筋肉組織が発達するからというものである。そのためブラを着用した女性の方が、バストが垂れる結果になったとしている。
このニュースを聞きつけたマイリー。報じたインターネット新聞『The Huffington Post』に向けて、ツイッターではこんなつぶやきをしている。
「みんな私のことをクレイジーって言っていたのよ! ありがとう。」
このところ良くない噂ばかりが多いマイリーだったが、この研究は「自分のしていることは間違っていなかった」と思わせてくれる、彼女にとっては久々に良いニュースだったのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)