AKB48研究生の峯岸みなみが第5回AKB選抜総選挙に立候補した。今年の1月にスキャンダルが報じられたことから、丸刈りで謝罪した彼女。今回の総選挙に出馬するのか去就が注目されていたが、受付最終日まで悩んだ末の決断だ。AKB48ファンとして知られる漫画家の小林よしのり氏は、ブログで「えらい! それでいい!」と峯岸を激励している。
峯岸みなみが1月31日に熱愛報道されたことで、頭を坊主にしYouTubeで謝罪したことは日本だけでなく世界から注目された。彼女のとった“丸刈り”という謝罪方法については賛否あったが、小林よしのり氏はテレビ番組で「凄い女だと思った」と感動したことを明かしていた。
今回、その峯岸が総選挙に立候補すると小林氏はブログ『ゴー宣ネット道場』で「えらい! それでいい! 世間の風評に負けるな! 戦え!」と彼女の出馬を歓迎している。
“風評”に関しては「ネット世間は、世の中の一部の一部だ。そんなものは見るな! 捨てる神もあれば、拾う神もある。それが本当の世の中というものだ」と主張しているのだ。峯岸にリアルで応援してくれるファンを信じろとアドバイスしているようにもとれる。
熱愛報道については「“恋愛禁止ルール”は不文律であって、原理ではない」と持論を展開しており、絶対的なものではないと解釈しているようである。彼は渡辺麻友がそのルールを守ってアイドルの王道を歩むのに対して、指原莉乃はそれにふれながらバラエティ路線に進んでいることを例に挙げる。
小林氏はその指原を「何もなかったかのように立候補して、厚かましくも1位とるなんてぬかしとるぞ。そこまでやられたら『降参』と言うしかない」と評価すると、「ポジティブでいけ! ポジティブで!」と峯岸にエールを送るのだ。
4月4日に放送されたバラエティ番組『アウト×デラックス』の中で、小林氏は指原が昨年の6月にスキャンダル報道された時に、激怒したことを振り返っていた。彼は秋元康の提案で、指原と博多の屋台で対談することになる。
小林氏は「あいつは、わしと対面しても全く緊張しないんだ。わしでも対談をすすめようと箸がすすまないラーメンを、あいつは完食してしまった」とその時のことを語る。『こいつは大したやつだ』と指原への見方が変わり、「アンチだけど応援してやるか」と考え直したそうだ。
AKB48時代から指原莉乃と峯岸みなみは仲が良いことで知られる。キャラクターも近いものがあり、小林氏のアドバイスは当を得ているといえそうだ。彼の言葉が峯岸に届いて、総選挙をはじめ今後の活動の励みになることを願う。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)