エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】SCHOOL OF LOCK!の元教頭・マンボウやしろが、とーやま校長の家族から「上の長男」と呼ばれるワケ。

FM番組「SCHOOL OF LOCK!」でやしろ教頭として人気のあった、お笑いタレント・マンボウやしろが2代目校長を務める遠山大輔(グランジ)の実家でのエピソードをブログで明かしている。やしろが「遠山家の皆様に心より感謝いたします!」というほど、人間味のあるご両親の姿が目に浮かぶようだ。

中高生を中心に若者から絶大な人気があるFM番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)はとーやま校長(グランジの遠山大輔)とよしだ教頭(POISON GIRL BANDの吉田大吾)がメインパーソナリティを務めている。マンボウやしろはやしろ教頭として番組スタート時から6年半務めており、とーやま校長とは2年間を共にした。

そんな縁もあって昨年の夏に、やしろは札幌にある遠山大輔の実家を訪れた。マンボウやしろらしいのは、遠山本人には内緒で彼のいない実家に遊びに行ったことだ。4月4日のブログ『マンボウやしろの「山本寛斎に追いつけ追い越せ!~情熱編~」』では、その時の思い出が綴られている。

昨年の春に「SCHOOL OF LOCK!」を退任したやしろを、遠山のご両親はお寿司を取り寄せ、手作りサラダや唐揚げで歓迎してくれた。やしろはご両親と一緒に酒を飲みながら、とーやま校長が出演中の「SCHOOL OF LOCK!」を聴きたかったのだ。

ところが「遠山のご両親とラジオを聴くのが楽しみで行ったけど、酒は飲んでるし話が盛り上がると全くラジオを聴かなくなる」という状況で、目的は半ば達成という結果になった。しかも温かいご両親のおかげで、初めておじゃましたにもかかわらず安心して飲み過ぎて潰れてしまい、そのまま泊めてもらうことになったという。

やしろは「その時から遠山のお父さんは僕を“上の長男”と呼んでくれる」と明かす。ちなみに遠山大輔は“下の長男”と呼ぶそうだ。「ムチャクチャだけども、なんて有り難い呼び名だ」とやしろは感激していた。

お別れのときには、遠山のお母さんがやしろの顔に触れたそうだ。マンボウやしろといえば“吉本ブサイクランキング”で殿堂入りする顔立ちである。これにもやしろは「化け物の中年の顔を、なんのチュウチョも無く触ってくれた」と感動したのだ。

そんな昨年の出来事を「僕の中で、遠山のお父さんとお母さんは僕の札幌のお父さんとお母さんになった」と思い出すやしろに、ご両親から花束が届いた。彼がパーソナリティを務める新番組「Skyrocket Company」(TOKYO FM)が始まったことを祝ってくれたのだ。

やしろは「こんな嬉しいことは無い。なんとも不思議な縁だ。大事にしたい縁だ。頑張る理由がひとつ増える」と心境を綴る。やしろの父親はすでに亡くなっており、実家も無い。「東京で元気に生きている僕の母が故郷であり実家です」という彼は、「そんな僕に札幌にも実家と言える場所を与えてくれた遠山家の皆様に心より感謝いたします!」と伝えた。

4月1日からスタートした「Skyrocket Company」だが、記念すべき1回目の放送には「SCHOOL OF LOCK!」で初代校長を務めた山崎樹範を迎えて盛り上がった。マンボウやしろが関わると、どの番組も人間味溢れる内容となるのがおもしろい。久しぶりの彼のラジオ番組だけに、これからの展開が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)