「ホルモンを飲み込むタイミング」についてテレビ番組でに寄せられた悩みに、コメディアンでタレントの“欽ちゃん”こと萩本欽一が答えた。他の共演者も経験をもとに回答はしたものの互いに納得がいかず、欽ちゃんの名答でようやく悩みが解決したのだ。
焼肉などでホルモン(もつ)を食べた際に噛んでも噛んでも口に残り、どのタイミングで飲み込んでよいのか迷ってしまう。誰しもそんな経験があるのではないだろうか。4月9日の『ライオンのごきげんよう』では、視聴者から寄せられた「もつを飲み込むタイミングが分かりません」という悩みを解決しようと出演者が頭を絞った。
“春爛漫 スペシャル 出張サイコロウィーク”の2日目となるこの日はMCの小堺一機が萩本欽一による喜劇『おちゃのこ妻妻』の稽古場を訪れた。萩本欽一をはじめ、山口良一、西山浩司、風見しんごなど稽古中のメンバーがゲストとなったのだ。
後半の“ごきげんプチ相談”のコーナーでは、以前に他のゲストに回答をもらったが解決に至らなかった難問が紹介された。それが「もつを飲み込むタイミングがわかりません。いつまで噛めばいいですか?」だったのである。
それを聞いてすぐに反応したのが萩本欽一だった。「僕もずっとそう思っていた。その人(視聴者)は目のつけどころがスゴイね!」と感心したのだ。
山口良一は「噛んでいて味がなくなったら飲み込む」と答えたが、これは前回も出た回答で共感を呼ばず却下された。他にも「ビールが飲みたくなったら、一緒に飲み込む」、「アゴが疲れて動かなくなったら飲み込む」などの意見が出たが、他の共演者からは今ひとつの反応だった。
やがて、自身も悩んでいたという欽ちゃんが「真剣に考えてみたよ」と語ったのは、「もつを食べていて、次の春巻とかを食べたくなったら、飲み込むんじゃないの?」というものだ。「次に食べたいものに目を向けると自然ともつを飲み込める」という回答に誰もが「なるほど」と共感したのである。
シンガーソングライター伊藤多賀之の楽曲『ホルモンを飲む瞬間』では正に「ゴム並に噛み切れない」「飲み込むタイミング難しい」と歌われており、ネット上でも「ホルモンは、いつ飲み込みますか?」、「ホルモンが飲み込めなくて困ります」という質問が多いのに驚く。そんな多くの人の悩みに欽ちゃんの名答は救いとなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)