女性アイドルグループ・恵比寿マスカッツが4月7日に卒業ライブを行った。現役メンバー30人全員が卒業して実質上の解散となるラストステージに出演したOGのKONANが、ブログで心境を綴った。「本心を言ってもいい機会なのかな」と彼女は恵比寿マスカッツへの思いを明かしており、以前にテレビ番組で「こんなよごれグループはもう捨てました」と発言したことにも触れている。
2008年4月に結成された恵比寿マスカッツの1期生となったKONANは、2010年5月にSDN48の2期生として活動を始めたことでマスカッツを卒業する。2011年の9月にバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』で企画された“AKB以外だらけのアイドル大運動会”では、その恵比寿マスカッツとSDN48が共演した。
その際に、古巣である恵比寿マスカッツのメンバーに対してKONANは「こんなよごれグループはもう捨てました」と言い放ったのだ。ブログ『KONANてこんな子なんやで。』でその時のことを振り返った彼女は、「でも、そんなグループをずっとずっと忘れずに大好きでいます」と恵比寿マスカッツへの変わらぬ思いを明かしている。
恵比寿マスカッツが結成されたテレビ番組『おねがい!マスカット』の総合演出を担っていたのがマッコイ斎藤だ。KONANは在籍した当時に、彼から「笑いをひもとくと、何になるかわかる? 愛だよ」と教わったという。「マスカッツみんな、愛にあふれてる。素敵なグループです」とそんな環境で活動してきた日々を思い出す。
恵比寿マスカッツの1期生となった当時は「バラエティが全くわからなかった」という彼女だが、仲間と共にそうやって“笑い”を学んだことが卒業後もSDN48の活動などで生かされたのである。
そんな日々を思いながら卒業ライブのステージに立てたことについて、KONANは「一瞬だけでも、またマスカッツに戻れた気がしてめちゃ嬉しかった」と心境を綴る。グループは解散したが、これからもメンバーとは「プライベートで会って、ジョークの言い合いをしていきたいと思います」と伝えていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)