次々と体外受精で妊娠し、14人ものわが子を育てているカリフォルニア州在住の超有名なシングルマザー、ナディア・スールマン(37)。彼女は昨年からストリッパーやポルノ女優という職業に挑戦している。「すべては家計を支え、子供を育てるため」と本人は言うが…。
育児手当はともかく、昨年からは生活保護を受給するようになり、続いては自己破産申告も行っていた“オクトマム”ことナディア・スールマン。派手な暮らしと抑えのきかない買い物癖は、全米の子育てママおよび納税者のひんしゅくを買っている。
そんなナディアは昨年から雑誌にヌードを披露し、ストリッパーにも挑戦するようになった。表向きには「世間の目も厳しいし、育児手当と生活保護だけが頼りという生活を脱却したい」となかなか健気な頑張り屋であることをアピールしており、ポルノ業界もまた彼女のキャラクターに多大なる好感を寄せた。
昨年12月には、Wicked Pictures制作の彼女の主演映画『Octomom: Home Alone』が、優れたポルノ作品を表彰する「AVN Awards」にて4部門でノミネートされ、ついには「Best Celebrity Sex Tape」という賞に輝いた。ナディアが満面の笑みで「今後もガンバルわ!」と宣言したことは言うまでもない。
しかし長男は今年で12歳とまさに思春期を迎えており、母親がポルノで稼ぐというのは一体どうしたものかと物議を醸している。そのような中、このほどナディアはOWN(オプラ・ウィンフリー・ネットワーク)の「Where Are They Now」コーナーに出演。仕事といえばポルノしかない今の状況についてこのように語り、ケラケラと笑ってみせた。
「8つ子を産んで1年してから、マネージャーと一緒にエッチな自主制作ビデオをあれこれ撮るようになっていたの。ストリップやポルノへの出演はもちろん家計を支えるため。でもやっているうちに、全く後ろめたい気持ちはなくなってきたわ。」
「ショックな話かも知れないけれど、正直に告白すると今の私はポルノこそ自分の天職ではないかと感じているの。ほかのものからは味わうことのなかった解放感とエネルギーで満たされていく、そんな自分自身を強く感じているわ。」
難しい年頃にさしかかっている子供たちのために転職を検討する、彼女や子供たちを養ってくれる太っ腹の男性と結婚してみる…彼女はこうした案にはほとんど興味がなさそうだ。「すべては子供たちのため」と言って始めたことが、「いつの間にか自分の快感になっちゃった」とはあまりにも正直。ミイラ取りがミイラになってしまったナディアに面食らうばかりである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)