36歳という年齢でありながら、すでに10人の息子と4人の娘の母である“オクトマム”ことナディア・スールマンが、正式に破産申請したことが明らかになった。
女優アンジェリーナ・ジョリー(36)に微妙に似ていることでも知られるナディア・スールマンは、36歳にして14人の子を育てるシングルマザーである。体外受精で上の6人の子供たちを次々に出産。その後も同じく体外受精を試み8つ子を妊娠、出産して世界中で大きな話題になった女性なのだが、8つ子を自ら望んで妊娠した時点で無職だったことが判明し、それがキッカケで大バッシングを受けたことでも知られている。
そんな彼女が子供らをきちんとサポートできるようにと、カリフォルニア州より月々2千ドルという育児手当が給付されていることが判明。同州の貧困層を中心に大変な怒りを買っているとこちらでお伝えしたのはつい先日のことなのだが、金銭感覚にもかなり問題があるナディアだけに、支給される分が子供たちのために正しく使われるのかどうかも怪しいところである。
そんな中、またしてもナディアに関する新情報が飛び込んできた。芸能サイト『TMZ』が入手した書類によると、ナディアはこのたび正式に破産申請を行っているという。彼女は長年「政府から生活費の援助を受けたことなんて一度もないわ!」などと明言していたのだが、実は援助を受けるようになっていたことも判明し叩かれたばかり。まさに14人もの子供がいるのだ。援助を受けていること自体に問題はないのだが、発言に一貫性が乏しく行動が派手なことも手伝い、とにかく批判ばかりを受けることが多い。また最近では「現金をゲットするために」とセミヌードを披露。かつては「ポルノなんて論外よ!」と断言していたはずだが、今ではニュースチャンネル『HLN』に対して以下のように述べるまで困窮している。
「もし(ポルノに出演する)機会があるのなら、前言は撤回するわ。だって大事なことは、とにかく家族の面倒をみることだから。」
行政からの援助、セミヌードを含む写真のギャラ、取材に応じることで得られる報酬などを蓄える術を身につけること。そして集めた資金をうまく利用し身の丈にあった暮らしをすることこそが、今考え得る最善策ではないだろうか。第一子の長男は2001年生まれというから、思春期の入り口にあるといっていい年齢だ。そんな折、「自分たちを養うために母親がポルノ出演を考えている」などと知り、動揺しないわけがあるまい。
どこまでも無計画に生きてきた結果がこれなのだろうが、元気な体と心があるのだ。どうか地道に仕事をし、子供たちに母親としての立派な生き様を見せてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)