エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ミキティと結婚したら、母も祖父母もくっついて来た!」と笑いにする、庄司智春。

お笑いタレントの庄司智春(品川庄司)と元モーニング娘。の藤本美貴は2009年に結婚、昨年3月には第一子となる長男が誕生している。何かと妻を話題にして笑いをとるパターンをやめられない庄司だが、家では器が大きく優しい夫であり父親である。

独身時代から気が強いことで有名だった、藤本美貴。世間では彼女を典型的な『亭主を尻に敷く妻』と見ていそうだが、実は庄司智春を心の大きな支えとして頼りにしているのは藤本の方であるようだ。

3月18日放送の『ストライクTV』(テレビ朝日系)では“結婚に成功した人VS失敗した人スペシャル!”と題し、結婚4年目の庄司もゲスト出演していた。

独身の頃は母親と2人で生活していたという藤本。結婚後は庄司・藤本夫妻と同じマンションの別の階に、彼女の母は住んでいるそうだ。まもなく1歳になる長男を抱えながら時間の不規則な仕事をしている藤本にとっても、すぐ近くに母親が住んでいることは心強く安心であろう。

だが最近、藤本の祖父母も上京して彼女の母親と一緒に住み始めたらしい。それを庄司は「ミキティと結婚したら、ママティとババティとジジティがくっついて来たんですよ」と真顔で話す。そして「90歳のジジティは何も喋らない」と話を続ける庄司。すると横に座っていた同じくゲストの中山秀征が「エライなぁ」と感心している。彼がネタとして何気なく話している内容が実はとても重いことを、既婚者の中山は承知しているからだ。

まだまだ元気で年齢の若い藤本の母親とはいえ、高齢の祖父母の世話は大変である。母親ひとりの手に負えないときは、近くに住む藤本や時には庄司の手助けも必要になってくる。だがその覚悟が彼にはできているのではないだろうか。“ババティとジジティ”とネタにして話をしている庄司の様子から、そう感じ取ることができた。

今は少子高齢化の時代である。たとえ結婚当時は予定してなくても、親や祖父母の面倒を見ることになる場合も少なくないだろう。そんな時、配偶者からの温かい言動は心の底からうれしいものだ。藤本が庄司を夫に選んだ理由が、少しだけ分かったような気がした。
(TechinsightJapan編集部 みやび)