映画『プラチナデータ』に主演する二宮和也が、お昼のバラエティ番組『ヒルナンデス!』に出演した。レギュラーの有吉弘行がコーナーの進行中に映画のタイトルをわざと間違えて紹介すると、進行の女子アナが目を丸くして驚き、女性観覧者からは大ブーイングが起きる事態となった。
原作者の東野圭吾氏が「今回の映画化により確実に進化した」と評価する映画『プラチナデータ』が、3月16日から公開されている。前日の『ヒルナンデス!』に宣伝を兼ねて主演の二宮和也が出演した時のことだ。金曜日レギュラーの有吉弘行も国民的アイドルとの共演にテンションが上がったようで「ニノミー」「アーリー」と呼び合っていると、他から「嵐ヅラするなよ!」と突っ込まれる始末だった。
そんなスタジオの雰囲気に二宮も打ち解けていたようだ。映画紹介では「この映画は非常におもしろいです! 僕も出ていますが“おもしろい”って言っちゃいます!」と楽しそうに話していた。
『“東”という漢字が名前に入る有名人を当てる』という内容の企画が進行する中で、東MAX(東貴博)が安めぐみと結婚した話題となった。すると有吉は「早く別れてもらいたいものです」とボヤき、「アーリー! 口が過ぎますよ」と周囲から指摘されるほどノッていたのだ。
そのノリで有吉が二宮和也に向けて「さぁ、映画『パンチラデータ』…」と振ったから大変だ。「ちょ、ちょっと、『プラチナデータ』!」、「そんな卑猥な映画やりませんよ!」と二宮も慌てて反応した。
有吉の発言に驚いたのは二宮よりもむしろ女性陣だ。水卜麻美アナは目を丸くして驚き、言葉が出せなかった。観覧席の女性陣からも「えーっ!!」の大ブーイングが起きたのである。
「芸人のボケに“えーっ”て言うんじゃねえ、バカっ」、「なんでそっちが“えーっ”て言うんだよ」と観客をにらみつけてキレる有吉を「アーリー、アーリーッ!」となだめたのは二宮だった。
有吉弘行も『パンチラデータ』発言で、観覧客がそこまで反応するとは思わなかったのだろう。お昼の番組とは思えないキレ方を見せることとなったが、それを抑えた二宮和也のタイミングもさすがだ。芸人とアイドルという違ったジャンルで活躍する2人だが、バラエティでは気が合いそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)