世界中の女性を熱狂させた大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SEX and the CITY、以下SATC)』。主役のキャリーが、どんなスタイルにもブランドのハイヒールを合わせた着こなしに憧れを抱いた人も多いだろう。そんなキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーは、役柄と同様にブランドのヒールを溺愛しているようである。
大人気ドラマ『SATC』で「クリスチャン・ルブタン」や「マノロ・ブラニク」など高級ブランド靴に目がない主人公を演じた女優サラ・ジェシカ・パーカー(47)。約6年間続いたドラマシリーズでブランドのハイヒールを履き続けていたせいか、それ以外の靴を履いて足を痛めたことをデジタル雑誌『Net-A-Porter』のインタビューで明かしている。
「(SATCの時は)美しい靴を履いていたから不満はないわ。だけど映画『I Don’t Know How She Does It(原題)』で演じたキャラクターは高価な靴を買える設定ではなくて、“Nine West”のものを履いたの。そしたら底がレザーじゃなくてプラスチックだから、何回も転んで足首を捻ってしまって。病院に行ったら、“ここに出来るはずのない骨ができている”って言われたのよ。」
「(痛めてしまうのは)悲しいわよね。足が丈夫でなければ、どこにも歩いていけないんだから。私の足が“もう疲れた。安い靴を履くのはやめて”って言っている感じだったわ。」
しかし「Nine West」のハイヒールの値段は69ドル(約6600円)~120ドル(1万1500円)とそれほど安いものでもない。サラの発言にネット上では「お高くとまってる」、「足を痛めたのはヒールのせいじゃなくて年のせいよ」、「私の“Nine West”のシューズは一番快適だけど?」など厳しい意見ばかりが飛び交っている。サラのようなセレブが一般の金銭感覚を持っていないのは誰もが承知の上ではあるが、わざわざそれを口にしたのはやはりまずかったのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)