声帯にできた肉芽腫に約2年も苦しんだ人気歌手ジョン・メイヤー(35)が、その凄まじい治療と闘病の様子を人気誌インタビューで振り返った。
このたび人気誌『Billboard』のインタビューに応じた歌手ジョン・メイヤーが、声帯にできた肉芽腫との闘いを生々しく振り返った。まず病気が発覚した当時の様子を、ジョンは次のように明かしている。
「薬さえのめば、簡単に治ると思っていたんだ。でも僕の問題は酷くなるばかりだった。」
このときジョンの病気を治療すべく、医師団は喉に大量のボトックスを注射するなどして声帯を麻痺させたという。
「(その治療のせいで)3か月か4か月くらい、一言も喋れなかったんだ。」
「大変だったさ。でもおかげで新しい人生をスタートさせることができたよ。」
声を失ったジョンがコミュニケーションのツールに用いたのは、iPadだったそうだ。ジョンは「何かを伝えるのに、いちいちiPadに入力しなければならなかった。大変だったよ」と当時を振り返っている。
さて、そのような辛い時期を経た今の状態は?
「治ったなんて、信じられない気分。だけど2週間に一度はチェックしてもらっているんだ。それ以降、変化はないよ。」
「また演奏できるようになったこと、それが僕にとって一番のギフトさ。」
「喉にできた肉芽腫が消えたと知ったとき、人生のセカンドチャンスが貰えたんだってことが最もエキサイティングだったね。」
つい最近、順調に交際していた歌手ケイティ・ペリー(28)と別れてしまったジョン。ロマンスについては残念な結果になってしまったが、愛してやまないという歌手活動を再始動していることは嬉しいかぎりである。過去にも治療、再発を経験しているため今後も検査は続けていくはずだが、ムリのないよう調整しながら徐々に活動の場を広げていっていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)