エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「サプライズは大成功」。ファンモンが地元高校で最後の卒業式ライブ。

人気音楽グループのFUNKY MONKEY BABYSが、地元八王子の都立翔陽高校で卒業式ライブをサプライズで開催した。彼らは6月で解散するため、今回が最後の卒業式ライブとなった。メンバーのファンキー加藤は、ブログでライブを終えた心境と卒業生へのメッセージを綴っている。

FUNKY MONKEY BABYS(ファンモン)がデビューして以来、毎年行ってきたのが卒業式ライブである。ファンキー加藤は3月9日に『ファンモンブログ』で、「最後となる卒業式ライブは、全国から届いたたくさんの応募の中から八王子にある東京都立翔陽高校を選ばせてもらった」と明かしている。

彼らが卒業式会場にサプライズで登場した時の状況を、加藤は「八王子市民なら誰もが歌える『太陽おどり ~新八王子音頭~』(ファンモンRemix)で、1曲目から大盛り上がり」と記しており、大成功だったことが分かる。肩を組んで歌う生徒たちの姿に、彼は「八王子の可愛い後輩たちの笑顔が美しかった。涙さえ美しく見えた」と感激しており、ファンモンにとっても心に残るものとなったようだ。

加藤は「“卒業する”という意味では、俺たち3人も想いは一緒」とファンモンから卒業することに触れると、全国の卒業生に向けてメッセージを送っている。「夢を叶えるために努力した日々は決して無駄にはならない。目標に手がとどかなかったとしても、自分を信じる“自信”だけは手放しちゃ駄目だ」、「大丈夫。頑張っていれば少しずつ強くなれるから」と伝えた加藤の言葉は、自身へ向けたものでもある。「俺も負けないように頑張るからね」と彼もまた決意していた。

彼のブログには、今回のライブに参加した翔陽高校の卒業生から「サプライズライブ感動すぎました! 人生で最高の卒業式になりました」と感謝する声が届いている。同じく翔陽高校6期卒業生からは「ファンモン最後の卒業式ライブに翔陽高校を選んでいただいて、本当にありがとうございました。このライブを実現するにあたって、実に厳しい道のりだったということを先生から聞きました」と卒業式ライブの実現に向けて、ファンモン関係者と先生方の見えない苦労を知ったことを伝えるコメントも書き込まれている。

翔陽高校の卒業生でなくとも、「まだ卒業しないけど加藤さんの応援の言葉に感動」、「進む道は違えど私たちは前に進みます。だからファンモンと一緒に一歩前進ですね!」といった内容が多く、ファンキー加藤のメッセージはしっかりとファンの心に響いたようだ。

FUNKY MONKEY BABYSの3人にとっては、6月1日・2日に開催される「おまえ達との道 FINAL in 東京ドーム」公演が卒業式となる。“ファンモン”のパフォーマンスを見ることができる時間も、残り3か月を切った。最後まで彼らの活躍に注目しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)