エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】久々テレビ登場の芦田愛菜。相変わらずの舞台度胸と“意外な夢”にタモリもびっくり。

天才子役ブームの草分けともいえる芦田愛菜が『笑っていいとも!』に登場した。最近はCM以外にはテレビであまり見かけることの無い彼女の姿に、観覧客から「かわいい~」の声が飛び交った。この4月で小学校3年生となる愛菜ちゃんの成長ぶりに、司会のタモリも驚いたのである。

芦田愛菜がドラマ『Mother』に出演したのは2010年のことだ。彼女の名演に多くの視聴者が感動の涙を流し、この頃から“天才子役”と呼ばれるようになった。翌年のドラマ『マルモのおきて』に主演して人気が高まると、バラエティやCMと大活躍する。だが最近は学業との両立も考えてか、以前ほどメディアで見かけることはなくなった。

3月27日の『笑っていいとも!』でテレフォンショッキングのゲストにその芦田愛菜が登場すると、観客も久々の再会を懐かしむような大歓声で迎えたのだ。彼女ももうすぐ小学校3年生となるだけに、身長もずいぶん伸びて以前のような幼いイメージはない。タモリも「背が伸びたね~! 細胞がどんどん分裂してんだ」と感心していた。

トークもいったん考えてから慎重に発言する様子があり、心身ともに成長を感じさせた。昨年12月のコンサートで歌ったというAKB48の「Everyday、カチューシャ」のダンスを完璧な振付けで披露してくれた愛菜ちゃん。数年前にはK-POPのKARAを真似てかわいくお尻を振って踊って見せたものだ。そんな無邪気だった頃に比べてパフォーマンスの上達にも驚かされた。気になる学校生活については「漢字の画数が増えたのが大変」、「算数は掛け算をやっている」、「縄跳びと鬼ごっこが流行っている」と小学生らしいところも見せてくれた。

だが、タモリの「将来はやっぱり女優になりたいの?」という質問に対しては、「女優もだけど…薬剤師さんもやってみたい」と意外な答えで会場を驚かせた。ただその理由は「給食係の白衣以外は白衣を着たことが無いので」、「薬を調合するのが楽しそう」とこちらも小学生らしいものだった。

そんな愛菜ちゃんであるが、やはり只者ではない姿を披露してくれたのは縄跳びの話題のとき。二重跳びができるということになり、急遽スタッフが縄跳びを持ってきて挑戦したのだが、いかんせん縄が長すぎる。その長い縄を手にぐるぐると巻きつけて長さを調整する表情は本気そのもの。ヒールのある靴を履いていることや観客の前というプレッシャーで何度も失敗しても、最終的には見事に二重跳びを成功させた。その舞台度胸と負けず嫌いなところは、やはりなみの小学生ではない。

今夏公開予定の映画『パシフィック・リム』で早くもハリウッドデビューを果たした女優・芦田愛菜。その夢は女優と薬剤師だけには留まらないかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)