「人の心を操る」メンタリストとして人気上昇中のDaiGoが、NHKの『MUSIC JAPAN』に出演した。彼にとっておそらく初のNHK出演なのだが、「心を操る」相手が芦田愛菜ちゃんだったのだ。果たして天才子役とメンタリストの対決はどうなるのか。

メンタリストDaiGoの姿を、メディアで良く見かけるようになった。4月から『笑っていいとも！』に準レギュラー出演し、広く知られるようになったことも影響しているだろう。

5月20日にはそのDaiGoがNHKの音楽番組『MUSIC JAPAN（MJ）』に登場して歌のゲスト、芦田愛菜ちゃんを相手にパフォーマンスを披露したのだ。MCのPerfumeも、「メンタリストと天才子役の対決…」と2人の様子を固唾を呑んで見守っていた。

DaiGoがこの日行ったのは、赤い粘土を5つ用意して、その中のひとつで愛菜ちゃんに好きな形を作ってもらう。他の4つもそれぞれ違う形をしているが、最後はPerfumeも手伝って5つとも形を壊して丸めてしまう。もちろんDaiGoは目隠しをして何も見えない。

準備が終わると腰をかがめて愛菜ちゃんの目線になったDaiGoは、目をじっと見つめてしばらくすると「ハートだね」と彼女が作った形を粘土で再現してみせたのだ。「当たっちゃった！」と愛菜ちゃんもびっくりしたが、そばで見ていたPerfumeも何が起きたか分からず呆気にとられていた。だが、DaiGoは冷静にマジックや超能力ではないと断言すると「なぜ粘土が赤いのか、なにを話しかけたかなど全部意味があります」と説明。「これがメンタリズムです」と愛菜ちゃんとツーショットをキメていた。

今回、DaiGoが同番組に出演した意味は大きい。NHKが日曜日のこの時間帯に放送したことは、彼のパフォーマンスを健全なものだと認めたとも取れる。これによって世間でのメンタリストDaiGoへの信頼度が、飛躍的に上がったはずだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）