元AKB48の浦野一美が、第5回AKB48選抜総選挙に立候補することをGoogle+で宣言した。彼女はAKB48からSDN48へと異動して現在はユニット・渡り廊下走り隊7の暫定メンバーという立場にある。今でも根強い人気がある彼女が立候補したことで、ファンの間では早くも「投票する」と盛り上がっている。
浦野一美は『AKB48オープニングメンバーオーディション』に合格して、2005年12月8日のAKB48劇場グランドオープンに出演した20名の1人だ。第1回選抜総選挙では17位でシングル「言い訳Maybe」の選抜メンバーにもなったが、その年にSDN48へ異動となった。
そのSDN48が2012年3月31日で全員卒業することが発表されると、浦野一美は渡り廊下走り隊7への暫定加入となった。元AKB48メンバーがAKB48ユニットに入るという初めてのパターンだったが、秋山康も10代のメンバー中で浦野だけが20代というギャップを狙ったのだろう。そして、浦野は持ち前の明るさでキャピキャピなキャラを演じて渡り廊下走り隊7を盛り上げてきたのだ。
今回の第5回AKB48選抜総選挙では立候補制が導入され、AKB48グループに4年以上在籍していたOGもその権利が認められた。彼女は3月27日に『浦野一美 Google+』で、「私、CinDyこと浦野一美、選抜総選挙に立候補させて頂きます」、「いつやるの? いまでしょ!!」と宣言したのである。浦野にとって、前述のような歴史を経てきた自分がAKBグループでどの立ち位置にあるかを確認することができるチャンスなのだ。
浦野一美が立候補した件はAKB48ファンによるサイトでも早速、取り上げられた。「やっぱりか」、「まじか」、「いまだー」、「おおおおおお」、「きたー!」とファンも彼女の心情を思って興奮気味だ。
「俺はシンディーに投票するわ、その心意気をかった」、「1票だけ入れるわ」と投票を意思表示するコメントもあり、「なんだかんだで卒業メンの中で根強い人気あるからね」、「真打ち登場で盛り上がってまいりました」と彼女の躍進を期待するものも多い。
今回の総選挙には、元AKB48メンバーでSDN48へ異動してキャプテンを務めた野呂佳代も立候補を宣言している。立候補制としたことで、第5回AKB48選抜総選挙はこれまでとは違った展開となりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)