デザイナーでもある恋人カニエ・ウェストの指導を受け、めきめきとファッションセンスを上げたと言われているキム・カーダシアンだが、オメデタで体型が徐々に変化している中、「今の自分に似合うファッションが分からない」と迷走しているようだ。カニエの知恵はどこへ行った!?

約159センチと小柄なキム・カーダシアン。お世辞にもモデル体型とはいえない彼女だが、昨年夏にはリアリティ番組で恋人のカニエ・ウェストが服のコーディネートをしているとノロけ、実際にカニエと交際するようになってからのキムは「センスがぐっと都会的になった。身長が高く見える」などと評判であった。

彼女の得意なスタイルは、遊びにも仕事にもバッチリというカニエも大好きな黒のレザー。細くまたクールに見えることもあって、ボトムスはピッチリとした黒のレザーであることが本当に多い。しかし妊娠によりキムの腰回りは以前にも増してバーンと張っており、女性ホルモンの関係で胸もさらに豊かになっている。こうなるとカニエもお手上げなのか、キムのファッションコーディネートからは一歩も二歩も退いてしまった感じである。

この写真、左側は今月22日に自宅から出てきたところでキャッチされたキムで、これからリアリティ番組の撮影に臨むという。ウエストにフリルが効いている“ペプラム”スタイルが以前から好きなキムだが、これではまるで「ダッコちゃん」人形。異様に幼く見えることも、また余計ポッチャリして見えることもあり、フリルは難しいと言わざるを得ない。

そして右側は今月9日、カニエとともにブラジルのリオデジャネイロで過ごしていた時のキム。パリスですら30代になってからは避けている、そんなショッキングピンクには苦笑してしまう。色はともかく、妊婦さんがこうしたロングドレスの裾をバッサバッサと足に絡めながら歩く姿は、やはり危なっかしいものがある。

奇しくもカニエの元彼女であった異色モデル、アンバー・ローズが21日に元気な赤ちゃんを出産したばかり。ハリウッドは相変わらず妊娠・出産のニュースでにぎわっているのだ。カニエもキムのこのザンネンな傾向を直視し、おおいに頭を痛め、クールに見えるマタニティブランドでも発表してみてはいかがであろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）