エイベックスのガールズグループ・東京女子流のメンバーが、ブログで「将来の夢」について英語でスピーチしたことを綴っている。山邊未夢(やまべみゆ)が“OC1”の授業でスピーチした内容は、彼女自身というよりは東京女子流の未来についてだった。ファンからも「英語でスピーチするなんて凄い」と驚きながら、彼女の夢を応援するコメントが寄せられている。
2010年の1月1日に東京女子流の詳細が明かされると、エイベックスが7年ぶりに送り出したガールズグループとして話題になった。5月5日にシングル「キラリ☆」でデビューすると、ももいろクローバー(当時)の名古屋ライブやDJハローキティのリリースイベントに参加するなど活発に動いている。
翌年の5月18日にリリースした6枚目シングル「鼓動の秘密/サヨナラ、ありがとう。」は日本ではシングルランキングで最高24位だったが、フランスのJ-POPチャートで8位にランクインするという現象が起きたのだ。
『東京女子流オフィシャルブログ』で2月21日にリーダーの山邊未夢が綴った「将来のこと」は、そんな彼女たちの思いが伝わる内容となっている。
彼女は英会話の授業“OC1”(Oral Communication I)で、「自分の将来の夢」について英語でスピーチした。「東京女子流がこれからどうなっていたいとか、アジア進出をしていたいとか…」、「プライベートで女子流みんなで遊びに行きたい」といった内容を話した。1か所だけ噛んで、後はすらすら読めたそうだ。
山邊未夢自身の将来と“東京女子流”の将来が重なっていることに感心するが、16歳で「アジア進出」を目指しているのは頼もしい。東京女子流は海外で“TOKYO GIRLS’ STYLE”と名乗っており、その目は世界進出へ向いているのだ。
ファンからは彼女の英語スピーチに感心しながら、「海外進出のためにも、英語は頑張らないとね」と応援するコメントも届いた。「みゆ様の将来=東京女子流の将来って考えるのはリーダーらしいですね」といった内容もあり、彼女の思いはちゃんと伝わっているのだ。
昨年開催された指原梨乃プロデュースによるアイドルの祭典「ゆび祭り」にも参加した東京女子流だが、洗練されたサウンドと楽曲にアーティストとしての将来性を感じた。12月22日には日本武道館単独公演を実現して、ももいろクローバーZが持っていた最年少記録を塗り替えてもいる。今年は日本でも人気上昇してアジア進出へのはずみをつけてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)