エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ロシア隕石映像にUFO!?」この話題で久しぶりに、矢追氏と大槻教授が登場。そして松尾貴史も。

今月15日、ロシア南部チェリャビンスク州周辺に隕石が落下・爆発。その瞬間を捉えた様々な動画が世界中で報道された。その中に“未確認飛行物体(UFO)”が映っていると話題になっているものがあり、この件に関してロシア国営テレビが20日「注意深く分析が行われている」と伝えたという。この話題についてコメントを求められたのが、宇宙人バトルが懐かしい因縁のあの2人である。

2月28日放送の『情報満載ライブショー モーニングバード!』(テレビ朝日系)では、「隕石映像にUFOが映っている」との話題をロシア国営テレビが取り上げたことに注目。UFO問題に詳しい元日本テレビ・ディレクターの矢追純一氏と、早稲田大学名誉教授の大槻義彦氏にコメントを求めた。

まず矢追氏は「UFOが隕石を撃墜した」と断言。1トンもの隕石がこのまま落ちると、地球は大きな被害を受ける。そこでUFOの乗組員が発射して、隕石をバラバラに爆破。大被害にならないように、抑えようとしてくれたことを力説する。

だがUFOや宇宙人問題で過去に何度も矢追氏と大バトルを繰り広げた大槻教授が、この意見を真っ向から否定。「UFOがミサイルのようなもので撃ってくれたと喜んでいるが、これは単なる“空想”ですよ」と一蹴した。

問題の映像は何度も番組中に流されたが、突然空に現れた隕石を追いかけるように後を追う何かが映し出されているようだ。しかし鮮明には映っていないので、映像だけではそれが何なのか判断するのは難しい。

この日は番組レギュラーコメンテーターのタレント・松尾貴史が出演していた。彼も大槻教授と同じく、超常現象・オカルトに関しては懐疑論者である。「お2人とも70代で、お元気でいらっしゃる」と開口一番、松尾は真顔でコメントした。だが「UFOとは未確認飛行物体のことで、“宇宙人の乗り物”のことではありません」とピシャリ。「隕石映像にUFOが映っている」という説は否定しないが、矢追氏の意見にはやはり反対していた。

番組のよるとロシアのある新聞社が行った読者アンケートでは、“隕石の爆発にUFOが関係している”と答えた人は、全体の12パーセントだったそうだ。新兵器や弾道ミサイルなどと考えている人も多く、隕石が大気圏に突入したことによる爆発だとした人は全体の49パーセントと、約半数しかいなかったという。それほど今回の隕石落下・爆発は未知の衝撃で、想像を絶する出来事だったということだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)