このたびグラミー賞授賞式で複数受賞を成し遂げた“ザ・ブラック・キーズ”。そのドラマーを務めるパトリック・カーニーがジャスティン・ビーバーに対する嫌味発言を放ち騒動となったが、このたびジャスティン本人もTwitterで騒動に参戦、ファンをおおいに沸かせている。
ツアーをすればチケットは即完売。アルバムも売れに売れ絶好調というのに、今年のグラミー賞にジャスティン・ビーバーはノミネートすらされなかった。これにつきジャスティン本人、実母、マネージャー、そして世界中のファンが「どうして…」とショックを受けたが、同授賞式4部門での受賞という快挙を成し遂げた“ザ・ブラック・キーズ”のパトリック・カーニーは以下のように発言した。
「彼は金持ちなんだろ?」
「グラミー賞は、音楽の式典なんだ。金のために出るもんじゃない。ジャスティンはもうタンマリ稼いでいるから、それで満足していればいいのさ。」
このあまりにも意地の悪い発言に、ジャスティンのファンでない人たちまでもが「これはひどい!」と猛反発。ジャスティンのコメントが出るのではないかとメディアが注目する中、ジャスティン本人もTwitterにて以下のようなメッセージを発した。
「“ザ・ブラック・キーズ”のドラマーは平手打ちされるべきだね、アハハ」
ジャスティンを完全にコケにしたパトリックだが、それに軽くジャブを入れただけで済ませたジャスティンは大変立派。代理人を通し反論するなどの過剰反応をせずに済ませた、その大人の対応ゆえにパトリックの非礼さが改めて浮き彫りになるとはなんと皮肉なことか。
ちなみにこのパトリックは口が悪く、世界中の音楽ファンに厚く支持されているロックバンド「ニッケルバック」についても以下のように語ったことがある。
「ロックも終わりだな。みんなニッケルバックみたいなバンドが世界で最もビッグになっていることに満足してるんだから。」
実力あるミュージシャンの言葉だけに重い気もするが、ファンがどれほど気分を害したことか。“洗礼”を受けたジャスティンが怒り狂っていないことは不幸中の幸いである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)