ツアーを行えばチケットは瞬く間に完売、アルバムの売れ行きも絶好調のジャスティン・ビーバー(18)だが、今年のグラミー賞にはノミネートすらされないという残念な結果に終わっていた。そんなジャスティンについて、このたび同授賞式で複数受賞を果たしたある大物ミュージシャンがあまりにもキツイ発言を放ってしまった。
「まあ、確かに楽しみにはしていたんだ。でもいつかはきっと…そう思っているよ。」
大活躍を続けているにもかかわらず、今年のグラミー賞にノミネートすらされなかったジャスティン・ビーバーはそう胸中を告白。ジャスティンのマネージャーも非常に困惑し、実母パティ・マレットさんも「グラミー賞開催サイドは(ジャスティンをノミネートすらせず)式を台無しにした」などと苦言を呈していた。
だが、「ジャスティンがノミネートされないのは当然」と考えるミュージシャンも皆無ではない。このたびグラミー賞授賞式で4部門を獲得する快挙を成し遂げた“ザ・ブラック・キーズ”のパトリック・カーニーは、芸能サイト『TMZ』のスタッフに「ジャスティンは冷遇されたと思うか?」との質問を受け、以下のように言い放っているのだ。
「彼は金持ちなんだろ?」
「グラミー賞は、音楽の式典なんだ。金のために出るもんじゃない。ジャスティンはもうタンマリ稼いでいるから、それで満足していればいいのさ。」
この発言についてはジャスティンのファンでない人々からも「なんと無礼な!」という意見が続出しており、パトリックの大人げない発言に批判が集中している。
ちなみにジャスティンの母パティさんはジャスティンがノミネートされなかったことに異議を唱えつつ、「ある意味、これで良かったのよ。ジャスティンにはまた目標ができたんですもの。努力を続けることができるわ」とも発言している。敵も多いショービズの世界だが、この深い母の愛があればジャスティンの向上心が簡単にくじかれることはあるまい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)