世界中で大変な反響を呼んでいるミュージカル映画の話題作『レ・ミゼラブル』。そこでは女優アン・ハサウェイ(30)が大熱演しており、来月の『アカデミー賞授賞式』で彼女がオスカー像を握り締めるのはほぼ間違いないと言われているが…。
アカデミー賞監督のトム・フーパー氏がメガホンをとり、主要キャストはヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッドと何もかもが豪華なこのミュージカル映画。ジャックマン演じる“ジャン・バルジャン”が経営する工場で以前働いていたが、極貧のため娼婦として働き、幼い娘を持つシングルマザーでありながら結核に侵されてしまった“ファンテーヌ”を演じるのがアン・ハサウェイである。
この役作りのために過激なダイエットで体重を落とし、長い髪をベリーショートにカットしてしまったアン。細すぎる体のすべての力を振り絞って歌うアンの熱演がそれは高く評価されており、今月13日に行われた『第70回ゴールデングローブ賞授賞式』でも予想通り“助演女優賞”に。続くは2月に予定されている『第85回アカデミー賞授賞式』だが、こちらでもアンが“助演女優賞”のオスカー像を握りしめる可能性は限りなく高い。
そのような中で彼女が今、熱心に「受賞スピーチ」を練習していると『Star』誌が報じている。『アカデミー賞』の受賞は役者にとっては実に感慨深い格別なものであり、『ゴールデングローブ』の時とは異なるスピーチで会場を沸かせなければなるまい。また受賞した際に称え、感謝を述べる人々の名をリストアップしておくのが普通だ。
セリフを覚えるのは役者ならお手のものであろうが、すべての人々の視線が注がれ、強烈なスポットライトがあたっている興奮の大舞台では頭が真っ白になるもの。過去にはアンジェリーナ・ジョリーの名をど忘れしたケイト・ウィンスレットや、始終オロオロしてロクなスピーチが出来なかったメリル・ストリープの例もある。これだけ受賞が有力視されていれば、アンが熱心にスピーチ練習するのも無理はあるまい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)