皆さんは、紫色の食品に素晴らしい成分が含まれていることをご存じであろうか。体と肌によい食品でダイエット、一石二鳥の方法を試しているのはあのマライア・キャリーであった。

人気歌姫マライア・キャリーが双子の妊娠により激太りしたこと、そして仕事への復帰にあたって必死のダイエットで見事ボディラインを取り戻し、雑誌の表紙をセンセーショナルに飾ったことは記憶に新しい。

マライアは大変な甘党で、その豪邸にはお店並みに品を揃えたスイーツコーナーがあることを夫のニック・キャノンが暴露していた。豊かなバスト、肉感的で女性らしいマライアの体型が好きだという男性ファンは依然多く、ニックも今の彼女に十分満足しているのだが本人はもう少し細くなりたい様子。そんな彼女は今、体によい食品によるダイエットを実践中だと米芸能誌『Star』が紹介している。

マライアの新しいダイエットのこだわりは紫色の食品。週に3日、プラム、ナス、ブドウをはじめとする紫色の食品だけを摂るそうで、彼女に親しい情報筋は「セクシーなボディラインを手に入れたと本人は満足しています。プラムには肌のハリを維持する効果があるらしく、おかげでフェイシャルリフトとは無縁だと喜んでいますよ」と語っている。

ちなみに紫色の食品が持つパワーについては栄養学的にも認められている。野菜にはビタミンやミネラルをはじめ、“ファイトケミカル＝植物性化学物質”と呼ばれる素晴らしい天然成分が含まれており、中にはガンのリスクを軽減する効果が認められたものも。サプリメントの形も含めフラボノイド、ポリフェノール、カテキン、リコピン、セサミンといったものを意識的に摂取するという現代人は多く、マライアが選んだ紫色の食品には特にポリフェノールが豊富。体をサビつかせない優れた抗酸化作用を発揮すると言われている。

ピンク色の世界とキティちゃんをこよなく愛するマライアが、地味な色のナスをせっせと食する姿を想像するとちょっと楽しいが、問題は飽きずにどれくらい続けられるかであろう。本人の口から「パープル・フード・ダイエットって最高よ！」といった報告でもあれば、1週間くらいは試してみたい方法である。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）