今年活躍が期待される、お笑いコンビ・ニッチェ。マセキ芸能社所属の女性コンビで、ボケ担当で髪の毛ボンバーの太めの方が江上敬子、ツッコミ担当でひと回り小さい方が近藤くみこ。日本映画学校出身の2人は、元々女優志望だったらしい。
顔がゴルゴ松本(TIM)と似ていると言われている江上は、一度見たら忘れられないキャラクターである。所属事務所のプロフィールには身長156センチ、体重75キロとなっている。だがここまで体重を増やしたのには、理由があるのだ。
1月14日放送の『ストライクTV』(テレビ朝日系)に出演したニッチェの江上は、お笑い芸人として面白く見せるために30キロも体重を増やしたそうだ。「事務所側と話し合って決めました。今も痩せないようにと言われています」と明かした。しかしこの発言に先輩芸人から、“養殖デブ”“ドーピング・デブ”などの声があがる。特に伊集院光からは「気軽に“デブの世界”に入ってくるの、やめてくれる?」とクレームをつけられていた。
だが日本映画学校時代の江上は体型もスリムで、女優を目指していた。在学中から映画のオーディションにも応募していたそうだ。忘れられないのは映画『嫌われ松子の一生』の、“若さだけで売れている、ブスのソープ嬢”という配役のオーデションを受けた時。「ブス過ぎる」という理由で、落とされたらしい。「“ブスの募集”だから行ったのに」と彼女は大層お冠であった。
江上は昨年ある番組で受けた人間ドックで、「重度の高脂血症」と診断されている。何にでもマヨネーズをかけ、彼女の一日の摂取カロリーも尋常ではなかった。体重を増やすために大量に食べていた生活が、習慣化してしまったのか。せっかく売れるチャンスが巡ってきても、体調を崩してはどうにもならない。まずは“マヨラー”生活を卒業してもらい、元気に活躍してほしい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)