お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦（30）とタレント・福田萌（27）夫妻が5日、インドネシアのバリ島で挙式した。多くの参列者や取材陣が集まったのだが、実は結婚式前日まで大雨が降っていたそうだ。

5日にオリエンタルラジオの中田敦彦と挙式を終えたばかりの福田萌。彼女が火曜日のパーソナリティを務める『The Nutty Radio Show　おに魂』（FM NACK5）で8日、結婚式に起きた不思議な出来事について話した。

常夏バリで暑い日差しの下での結婚式を夢見ていたという福田。昨年7月のイベントでも、彼女は理想の挙式について「南国とかいいですね」と語っていた。だが、1月のバリは雨季の真っ只中。バリに到着してから結婚式の前日まで大雨が降り、泊まっていた高級リゾートホテルも雨漏りがしたというから、現地の人も驚くほどの“ゲリラ豪雨”だったようだ。

結婚プランナーと一緒に現地入りしていた中田・福田夫妻。結婚式前夜、中田が「雨、大丈夫ですかね？」とプランナーにたずねると意外な答えが返って来た。「現地の祈祷師“レインストッパー”に頼んであるので大丈夫です」というのだ。その“レインストッパー”こと祈祷師は、バリ島に古くから伝わる職業とのこと。今回の結婚式のために呼ばれた祈祷師は、夫婦で祈祷を執り行っていた。祈祷師の妻はホテル入りし祈祷、夫は寺にこもり祈祷していたそうだ。

その甲斐あってか式がはじまる直前に雨がピタッと止み、ほとんど濡れることなく終えたという。バリの1月の平均降雨日数は約27日であり、雨が降らない日の方が珍しい。

「雨降って地固まる」とはいうが、せっかくの結婚式は晴れて欲しいというのが新郎新婦の本音だろう。1月のバリでの挙式には祈祷師の手配が必須のようだ。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）