イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】「ジャスティン・ビーバーのせいで耳にダメージを受けた」という女性。自ら訴訟の棄却を申請。

人気歌手ジャスティン・ビーバー(18)は、若くして大富豪。そんなジャスティンに「9ミリオンドル支払え」と訴えていた女性がいたのだが、その訴えがこのたび棄却されたことが明らかになった。

「耳にダメージを受けた。それもこれもジャスティン・ビーバーのせい」として昨年夏に訴えを起こしたのは、ステイシー・ベッツ(Stacey Betts)さんという女性である。2010年7月にオレゴン州ポートランドにて開催されたジャスティンのコンサートに娘を連れていったというステイシーさんだが、このときに耳にダメージを受けたことを主張。ステイシーさんは「ジャスティンがハート形のゴンドラで登場。そのまま群衆のほうに移動したジャスティンが大絶叫するようファンを駆り立てた結果、(その絶叫のせいで)耳鳴りをはじめとする不調が生じてしまった」と訴えていたのだ。

なおこの訴訟でステイシーさんはジャスティン、ジャスティンのレーベル、プロモーター、会場サイドに総額9ミリオンドルというありえない額の支払いを求めていたとのこと。だがその後、自身を担当してくれる弁護士が見つからず「この話を進めるのは無理」と判断したステイシーさんは訴えを棄却するべく申請し、ふっかけた喧嘩を自ら放棄した形となった。

なんとも情けない形でケリがついたこのたびの訴えだが、その人気の高さと経済力に目をつけてジャスティンを訴える人はあとを絶たない。先日は元ボディガードに「暴行及び残業代未払い」で訴えられることが明らかになったばかり。このようなことは日常茶飯事とはいえ、これにはさすがのジャスティンもかなり傷ついたと報じられている。

ファンを大事に想うジャスティンだけに、実際にコンサートに来てくれた人物に訴訟を起こされてショックを受けなかったわけがない。棄却されたことにジャスティンも安堵しているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)