エンタがビタミン

writer : yonashi

【エンタがビタミン♪】ラジオ共演の浜田親子。実はすでに“協演”していた。

OKAMOTO’Sのベーシストであるハマ・オカモトがナビゲーターを務めるJ-WAVEの『RADIPEDIA』で、自身の父親であるダウンタウンの浜田雅功との親子対談を実現させたのは記憶に新しい。だが実は浜田親子、このラジオ番組の前にも共演を果たしていたのだ。

これまで公の場で“親子”であることを公表していなかった2人。対談コーナーに入る前にハマ・オカモトは、今回のこの企画はダウンタウンの結成30周年と、OKAMOTO’Sがアルバム3枚をリリースし実力がついてきたこともあって実現したと説明した。

実はラジオ共演の前に、父・浜田雅功を特集した雑誌『SWITCH』の付録CD「ラブレター」のベーシストとしてハマ・オカモトが参加していたのだ。このCDは奥田民生が作曲、構成作家の高須光聖が作詞を担当している。以前から親交のあった奥田と浜田。そして奥田とハマ・オカモトは現在、縁あって事務所の先輩、後輩という間柄だ。ハマ・オカモトが奥田から「こういう企画があるんだけど、ベースやらない?」と声をかけられる形でこのCDへの参加が決まった。しかし、浜田親子いずれの口からも親子であることは明言されていなかったため、ベーシストのクレジット表記は奥田の名曲『人の息子』から取ったという。それでも勘のいいファンから、ハマ・オカモトにツイッターなどで「ベースはハマさんですか?」という質問も寄せられた。レコーディングは親子同じ日に行われたようで、浜田はスタジオで息子と対面し驚いたそうだ。

音楽に熱中する学生時代の息子に、「音楽で食べていこうと思ってるの?」と浜田が聞いたことがあった。その時、ハマ・オカモトは「そんなにあまくねーよ」と不機嫌そうに即答したらしい。そんな息子に浜田は「うわ、なんか怒ってる。でも分かってるならいいんだけど」と思ったことを明かした。浜田は最近、仕事現場でことあるごとに「OKAMOTO’Sいいですよね」と言われることが増えたという。そんなときは「へぇ、僕はよく知らないんですけどね」と答えるそうだが、父親として当然、息子が評価されていることを喜んでいるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 洋梨りんご)