女性芸能人のナチュラルメーク、実はかなり時間と手間がかかっている場合が多い。一見派手だと思われるメークの方が、短時間で仕上がっていることもある。そこである番組で、20代から40代まであまり化粧が濃くないイメージのある女性芸能人のメーク時間を調べてみた。
1月24日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の“ピッタンコチョイス+”では、5人の女性芸能人がすっぴんからメーク完了までの様子を紹介。クイズ回答者はそのメーク時間を予想するというものだ。
参加者はモデルの西田有沙(20)、タレントの浜口順子(27)、グラビアアイドルの壇蜜(32)、お笑い芸人・森三中の村上知子(33)そしてタレントのさとう珠緒(40)である。
まず20代は色物化粧品といわれるアイシャドウやチーク、口紅に凝るためか、メーク時間が結構長い。西田が29分、浜口はなんと61分であった。さとうの素顔は、40歳にしては肌がキレイで可愛らしい。しかし肌が乾燥しているので、念入りな下地作りが必要。その作業に時間を要し、メーク時間は36分だった。
クイズ回答者が大きくハズしたのは壇蜜である。30分以上かかるだろうと思われていたが、たったの13分。村上の15分よりさらに短時間だったのだ。
壇蜜以外の女性芸能人は化粧を楽しんでいて、ヘアを担当していたスタッフともよくお喋りしていた。だが壇蜜はほぼ無言で黙々と化粧を進める。雑では無いが、どうも早く終わらせようとしているのだ。
彼女は洋服やメークにあまりこだわりが無さそうだ。真夏の定番ファッションはTシャツにショートパンツ、足元はビーチサンダル。壇蜜のブログ『黒髪の白拍子。』を読むと、彼女は地元のスーパー西友で何でも揃えているのだ。食品だけでなく洋服や履物なども購入している。だが「主に西友で洋服を買っている」とスタイリストに話すと、微妙な空気になったことがあるとブログで明かしていた。
ブログには彼女の部屋の写真が載っていることもあるが、本当にシンプルで女性らしい装飾品などは見当たらない。年末に配られたような普通の会社のカレンダーが、無造作に壁に掛けられているのにはちょっと驚いた。
過激なセクシーパフォーマンスばかりが話題になる壇蜜だが、それに惑わされるのは彼女の思うツボにはまるのかもしれない。いったい彼女は何を目指しているのか。本音を聞いてみたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)